子どもが宿題をしな…

 

どうしても子どもが宿題をしないときは?

 

私の子育て相談では、

「うちの子は、宿題の取りかかりが遅いです」

「遅くからやっているのに、

 わからないところがあるとキレます」

「だから~、早くやればいいの

 にって言うのですが・・・・・・・」

というお声が多いです。

 


 まあね、取り掛かりをスムーズにする

言葉かけは確かにあります。



「今日の宿題は、何があるの?」

「何からだったら、出来そう?」

「一番最初に何の宿題をやる?」

 

って感じで「何」を入れ込んで

質問をしてみます。

 

「何」と言われると、

脳みそは答えを探し出します。

「なんで~!!」はNGなのね。

 



さて、それでも子どもが

どうしても宿題を

やらないとしたらどうしますか?



そんな時にはね、、、、

そのまま黙っておきましょう。

後から子どもが

「お母さんが言わなかったから

  出来なかった」

って言うかもしれませんね。


そのため、2回くらいまでは

上の質問を淡々と言っておきます

でね、、、

あとは子どもにお任せです。



親が子どものためと

思ってたくさん言うと

「お母さん、うるさい!」と思います。


黙って、そのままにしておくと・・・

多くの子どもは

ブツブツ言いながらやります。

 

ひとりで悩まないで、

お気軽に相談してください。

 

 

答えはあなたのお子さんです
 

子育てに正解はない

とは言いながら・・・

世の中には、

いろんな子育て法があります。


日本だけではなく、

世界中には

様々な価値観がありますから・・・

迷って普通です。


まあ、多くの方は

自分が育てられた

やり方を参考にされたり

それが嫌だったとういう方は、

そこから立て直し

されたりします。


本屋には

●●式子育て法、△△メソッド

なんて本もズラリです。


一応、私の「子育て心理学」は

一番、基本的な子育て法です。

子どもの発達を考慮しています。


本を出版するにあたっても、

そのあたりの学問的裏付けがないと

自信をもって、

その本を世に出せませんでした。

 

それに、公立学校勤務時や

小学校PTAで講演をするのに

あんまり、希なものでは、まずいでしょ。


でもね、

子育てに迷った時は、

お子さんが答えだと思うのです。

わが子が不安定になるとしたら、

それは、やめた方がいいです。


まだ見ぬ将来のために・・・

とガマンしてやったとしても

今の子どもが落ち着かないとしたら

それは、まずいと思うのです。


子育ては、

方向性だけ間違っていなければ

必ず、子どもの状態が安定します。

何回やってもうまくいかないとしたら、

それがいい・悪いは別にして

あっさりと、やり方を変えた方が

いい結果は、早く出るのです。

 

 

なんで私ばかりに反抗するの?

 

私は過去13年間子育て講座、

相談の仕事をしています。

そんな中で多くのお母さんは

「子どもが私ばかりに反抗します」

と言われます。

つ、つらいですよね。

 

お母さんに反抗するということは、

お母さんがダメだから

お母さんに反抗すると

感じることでしょう。

 

かなり前ですが、

中学生男子のお母さんから

ご相談を受けました。

 

 で、今ではそのお子さんは

大学生なのですが、

中学校の時に

荒れに荒れてお困りでした。

 

親に物は投げるわ、暴言を吐くわ、

下の兄弟に絡んで暴れるわ・・・

その頃お父さんは単身赴任中。

さらに単身赴任から

戻られても息子さんを

強く責めまくりました。

「また出っ放しか!」

「お前はダメなやつだ」ってね。

 

そんなお子さんが今、言うことが

「子育ての答え」です。

 

息子「オカン、あの時はスンマセンでした。

           学校も嫌だったし、

           親父もわかってくれないし、

          オカンしか言うところ

          ありませんでした」

 

母 「っていうことは、お母さんは

           悪くなかったということ?」

息子「はい。スンマセンでした。

          他に言うところがありませんでした」

 

 私は、この息子さんは

高い能力と高い承認欲求

があるとみましたので、

そこの対応を

お母さんにお伝えしました。

 反抗期の子どもは

自分の言いたいことを

聞いてくれる人に

暴言を吐きます。

 

たとえば、

暴言を吐くと殴られる家庭では、

絶対に親に暴言を吐きません。

傷つきたくないからです。

 

このお母さんの家庭では

息子さんはお父さんに暴言を

「吐かない」ではなく

「吐けない」わけです。

 

 もしも暴言を吐いたら

とんでもない仕打ちが

待っているでしょう。

 

中学校の先生も

「自分のことをわかってくれない」

と言っているくらいですから、

先生に暴言は吐きません。

 

能力の高いお子さんですから、

先生へ暴言を吐いたところで、

ろくなことがないとわかっています。

 で、ツラいのはお母さんです。

 

フーテンの寅さんではありませんが

「お母さんはツラいよ」です。

子どもに言われっぱなしです、、、

 

 世の中にいろいろな仕事がありますが

「お母さん業」ほど

つらい仕事はありません。

 

やって当たり前、

やらないとバッシングって感じ。

でもね

よーく考えたら、

自分自身も自分の親に

同じような思いを

させていたのかもしれません。

 

自分の母親も

「うちの子は言うことを聞かない」

と思っていたかもしれません。

どうもお母さんはいつの時代も

つらい思いを重ねながら

子育てをするようです。

 

子育ての8割はつらいことです。

 

お母さんは、子どもに合わせて、

自分のやりたいことを

制限して子育てをしているにも関わらず、

子どもはお母さんに反抗する。

割が合いません。

 

あまりにつらいと

「お母さんをやめたくなる」

といけないので、

2割くらいの割合で

子育ての楽しさも

感じさせてくれます(笑)

 

 「おかあさん大好き」と言ってくれたりね。

きっとそんなつらい思いを重ねる中で、

お母さんは「自分の強さ」と

「人への優しさ」を身につけます。

身につけないと子育てが出来なくなるからです。

 

・人から言いたい放題に指摘されても

  「私は悪くない」と思える強さ

・自分が人に優しくすることで、

   自分も人に優しくされる、

   自分が出したものが

   返ってくると実感する。

 

子どもは、そうやって、

お母さんに

「強さ」と「優しさ」を

身につけさせてくれています。

 

柳のような強さと柔軟性ですね。

 

はい、気がついたら

子どもがお母さんを

育ててくれているわけですね。

とはいえ子どもは超スパルタですから、

お母さんはすぐに

「ココロの筋肉痛」になります。

 

すべての人間はもれなく、

100%女の人から生まれます。

どんなに偉そうなことを

言っている男の人も、

例外なくお母さんから生まれています。

お母さん万歳!!

 

 

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子育てがうまくいく…

 
 
ココロ貯金は超シンプルです

 

私は、今までずーーーーっと

考えていたことがあるのです。

 

それは

どうしたら

「やる気がある子が育つのか」

「自信がある子が育つのか」

ということです。

 

私は、元小学校の先生です。

 

そうすると、

学校には非常に優れた子どもがいるんです。

 

・やる気がある子

・自信がある子

・しっかりしている子

・頑張り屋の子

・人に親切な子

・荒れた子に振り回されない子

・心の軸がぶれない子

・負けん気がある子

・思いやりがある子

・努力家の子

・まじめな子

 

こんな子っていいと思いませんか?

私はどうしたら、

こんな子が育つのかを

研究していました。

うまく育っている生徒を見つけては、

その子の親が

どんなことをしているのかを

観察していたんですね。

 

するとある法則に気がつきました。

【1】ママが自分の人生を楽しんでいること、

やりたいことをやっていること

【2】そして、

【1】で得たエネルギーを

子どもに与えているのです。

ママがただ遊んでいるだけ、

楽しんでいるだけではダメです。

 

これは私の中の学校経験から

感じたことです。

さらに、もっと詳しい理論を

知りたいと思いました。

 

私が最初に執筆した本

『魔法のコーチング』を書き上げる時に、

ただ大事なことを羅列する本は

イヤでした。

 

だれでも書ける

寄せ集め的な本には

したくありませんでした。

本は一回出版されると

著者の手を離れて

ひとり歩きします。

 

だから、責任がもてる本、

子育てに困っている人が役に立つ本、

買ってよかったと思える

価値がある本を作りたいと思いました。

 

そしたらね、

「ココロ貯金」という方法を

思いつきました。

子どもは

「ココロ貯金」が貯まると

やる気と自信がある

子どもに育ちます。

 

でもね、

ココロ貯金が

ダダもれになる時があるんです。

それは、ママが子どもに

感情をぶちまける言い方をする時です。

 

それでは子どもは、

自分が大事にされているとは感じません。

とはいえ、

子どもを怒鳴らないママはいませんよね。

 

じゃあいったい

どうしたらいいのでしょうか???

そこをクリアしないと、

子どもは変わっていきませんからね。

 

怒ることをガマンするだけではいけません。

ガマンは必ずいつか爆発します。

 

そして、ガマンは体に悪いです^^

 

じゃあ、悟りを開く。

 

これも無理ですよね。

子育て中は、

悟りを開いている場合じゃない。

 

 

 
ほめるは頭打ちがやってくる

 

よく「子どもはほめて育てましょう」と言います。

それは半分当たりで、半分ハズレなんです。

 

だってね、

子どもがお利口さんだったら、

いくらでもほめられます。

宿題も早い、文字もキレイ、

親のいいつけは守る、

下の子には優しい・・・

 

これ、ほめることができるパターンです。

 

こんなお子さんをお持ちのママは、

どうぞ、どうぞ、

お子さんをほめて育ててあげましょう。

 

でもね、もしも

お子さんがこんな状態だったら、、、

いくらなんでもほめることはできません。

 

・何回言っても宿題をやらない

・気に入らないとすぐに怒り出す

・いい加減な字しか書かない

・嘘と言い訳のオンパレード

 

こんな時、子どもをほめようと思っても

「ほめるところはありません!」と

言いたくなります。

 

でね、さらに子どもの年齢が大きくなると

「ほめるからやる気がなくなった・・・」

「この程度でほめないで・・・・・・・・」

なんて

文句を言うこともあるんです。(´_`。)

 

となると「子どもをほめる」だけでは、

頭打ちになるんです。

私は、コーチングを本格的に学びました。

私にとったらかなりの高額投資でした。

 

その高額投資をした中で、

その後に使える

最大級のスキルを

知ることが出来ました。

 

この方法は、

荒れた中学生にも

十分対応ができるものです。

おそらく、その方法なしで

中学校勤務は

できなかったことと思います。

 

その方法は、

「認める」「承認」です。

中学校のカウンセラーは、

あちこちの学校に勤務しますので、

じっくりと

生徒と向き合う時間がありません。

 

行ったら、即仕事ができないとダメなんです。

 

中学校と言えば、

荒れた反社会的なお子さん、

そして、引きこもりなどの

非社会的なお子さんも多いです。

 

でもね、このスキルをもっていたので、

私は困ったことがないんです。


 

中学2年生は、注意時!!

 

本日は、中学2年生の取り扱いを、

お伝えします!

中学校の3年間で、

もっともだらだらするのが、

中学2年生です。

 

「あ~言えば、こ~言う星人」

「うるさいな~と反抗期星人」

になります。

 

その割りには、社会的には

まだまだ半人前の所も多くても、

文句だけは一人前の状態です。

 

その時期を少しでも、

早く脱出するためには・・・

 

1. 上から目線禁止

 多くの場合、親の言うことは正しい。

 

でも、その「正しさ」をふりかざすと

家庭が荒れます。

 

そんな時は、「ママ」を主語にして

ママは、早めに寝た方がいいと思うよ」とか

ママは、エアコン控えてほしいな」

 

「ママ」を主語にして話します。

「そんな程度の言い方では、

子どもはなにも言うことを聞きません!」

というあなた!

 

大きなカミナリを、

エネルギーをつかって落とすよりも

やんわり「ママ」を主語にして話した方が

あなたが本当に言いたいことが

子どもにまっすぐ伝わります。

 

それがどうしても難しい時には

きっちり「ココロ貯金」を貯めてください。

 

2.大人として扱う

 

「1」と似ています。

 自分の子どもではなく

ひとりの大人、一人の人間として話をします。

つまり、こちらが言いたいことは

「お願い口調」で伝えましょう。

 

「頼むから、早くお風呂に入ってほしいな」 

「お願い、先に●●やっておいてほしいな」

って感じです。

 

強いていうならば

親戚(大人)が家にいる感じです。

それでいいくらいです。

頭ごなしを一番嫌がります。

 

思春期の親はツライです~

小学校高学年から
子どもはプレ思春期にさしかかります。

 

今まではかわいい子どもだったのに、

「なんだか最近生意気になった・・・」

という時期です。

この頃は本当に

面倒臭いお年頃になります。

 

でもね、それまでの時期

にしっかりとココロ貯金を貯めていれば、

さほど大変な状態にならずに済みますよ。

 

大事なことは、

子どもが高校を卒業したあとなんです。

子どもが小さい頃は、

比較的親の思いを

しつけに反映させていけます。

たとえば、

「お菓子は手作りで!」とか、

「ゲームは買わない」とかです。

 

私は、是非その頃までに、

たくさん子どもにココロ貯金を貯めて

欲しいと思います。

 

ココロ貯金を貯めておくと、

親が必要以上にアレコレと決まりを作らなくても、

子どもは結構親の言うことを聞くようになります。

 

目に余る暴走も少ないでしょう。

子どもが大きくなってくると、

いくら親が手作りで食事やおやつを作っても、

外では好きなものを食べたり、

 

ひとり暮らしを始めると

インスタント食品を食べるようにもなりえます。

ゲームもひとり暮らしなんかし始めたら、

もう親の管理は出来なくなります。 

 

ということは、

それまでにある程度子どもの自制心を

育てておく必要があるわけです。

子どもは、いつかは

親の目の届かなくなるところに行きますからね。

 

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思春期の子どもの「…

 

私の子育てがラクになった秘密

 

私が、心理学・コーチング・セラピーを試行錯誤で学んで 10年以上になります。

もともと小学校の教師だったせいか、一人目の子育ては ホントうまくいきました。

大切にしたことは、【子どものペース】を大切にする。

子どものよいところを【認め・言葉で伝える】

 

それだけで、子どもはどこへ行っても、物怖じしない

たくましいタイプに育っていったのです。

でも、子どもがふたりになった段階から

私の子育ては音をたてて崩れ落ちていきました・・・・

 

頭でいくら【子育てに大切なこと】がわかっていても、

自分の心と身体が元気でなければ・・・ 「笑顔のママ」にはなれないと痛感しました。

 

夜泣き・だだこね・・・24時間、365日子育てコンビニでした。

でもね! それがあったから 心理学・コーチング・セラピーなどなど 、どんどん学ぶことができました。

それがとってもおもしろい!! 心理学を勉強し過ぎて、病気になりそうでした。(・・。)ゞ

 

今現在は、子育てママ専門のカウンセラー&コーチとして仕事まで しています。

このブログでもどんどんおすそ分けをしていきますね。

 

 

子どもの言葉は全て本当とは限りません

 

もしも、あなたのお子さんが あなたに向かって

「うるせ~な~」 「ママのバカ!!」 なんて言ったらどうしますか?

思春期のお子さんによくありますよね・・・

 

普通の人であれば 「親に向かってなんですか!!」

「いい加減にしなさい!!」 「謝りなさい!!」言いたいところです。

  はい!それは普通です。 でもね、 子どもがこんな悪態をついてきたとしても

 

===========================

子どもが言った言葉がすべて本当とは限りません。

===========================

 

たしかに、子どもは何か不満をもっていたのでしょう。

きっと、それをうまくコトバを使って表現することが 出来なかったのでしょう。

それほど、子どもの語彙は少ないもの。 とりあえず、知っている言葉を使ったのでしょう。

じゃあ、そんな時どうするか? ニコニコ笑顔で、それも受け止めた方がいいのか???

 

いえいえ、あなたのココロの内は、

もやもや、くしゃくしゃ、イライラ、ムカムカしていないでしょうか?

としたら そのまま、その気持ちを子どもに伝えましょう。

 

たとえば、

========================

「ママにバカは、ないよね~」

「ママは、あなたに『うるせ~』 って

言われると  すごくつらいんだよね・・・」

========================

 

って、あなたの気持ちをまっすぐ子どもに伝えましょう。

雷ばかりを落としていたら、 毎日モグラたたき状態になります。

そのつど、同じ事を言うはめになります。

 

そして、 「いい加減にしなさい!」と怒鳴ってばかりいると

子どもは、ママに怒られて嫌だな~ と思いますが、

次からやめようかと本気で思うかは、不明です (汗)・・・

まずは、ママの気持ちをまっすぐに伝えてみましょうね。

 

 

なんで私ばかりに反抗するの?

 

私は過去13年間子育て講座、相談の仕事をしています。

そんな中で多くのお母さんは「子どもが私ばかりに反抗します」と言われます。

つ、つらいですよね。

 

お母さんに反抗するということは、

お母さんがダメだからお母さんに反抗すると感じることでしょう。

 

かなり前ですが、中学生男子のお母さんからご相談を受けました。

 で、今ではそのお子さんは大学生なのですが、

中学校の時に荒れに荒れてお困りでした。

 

親に物は投げるわ、暴言を吐くは、下の兄弟に絡んで暴れるは・・・

その頃お父さんは単身赴任中。

さらに単身赴任から戻られても息子さんを強く責めまくりました。

「また出っ放しか!」「お前はダメなやつだ」ってね。

 

そんなお子さんが今、言うことが「子育ての答え」です。

 

息子「オカン、あの時はスンマセンでした。

学校も嫌だったし、親父もわかってくれないし、

オカンしか言うところがありませんでした」

 

母 「っていうことは、お母さんは悪くなかったということ?」

息子「はい。スンマセンでした。他に言うところがありませんでした」

 

 私は、この息子さんは高い能力と高い承認欲求があるとみましたので、

そこの対応をお母さんにお伝えしました。

 反抗期の子どもは自分の言いたいことを聞いてくれる人に暴言を吐きます。

 

たとえば、暴言を吐くと殴られる家庭では、絶対に親に暴言を吐きません。

傷つきたくないからです。

このお母さんの家庭では息子さんはお父さんに暴言を「吐かない」ではなく

「吐けない」わけです。

 

 もしも暴言を吐いたらとんでもない仕打ちが待っているでしょう。

 

中学校の先生も「自分のことをわかってくれない」

と言っているくらいですから、先生に暴言は吐きません。

 

能力の高いお子さんですから、先生へ暴言を吐いたところで、

ろくなことがないとわかっています。

 で、ツラいのはお母さんです。

 

フーテンの寅さんではありませんが「お母さんはツラいよ」です。

子どもに言われっぱなしです、、、

 

 世の中にいろいろな仕事がありますが

「お母さん業」ほどつらい仕事はありません。

 

やって当たり前、やらないとバッシングって感じ。

でもね

よーく考えたら、

自分自身も自分の親に同じような思いをさせていたのかもしれません。

 

自分の母親も「うちの子は言うことを聞かない」

と思っていたかもしれません。

どうもお母さんはいつの時代も

つらい思いを重ねながら子育てをするようです。

 

子育ての8割はつらいことです。

 

お母さんは、子どもに合わせて、

自分のやりたいことを制限して子育てをしているにも

関わらず、子どもはお母さんに反抗する。割が合いません。

 

あまりにつらいと「お母さんをやめたくなる」といけないので、

2割くらいの割合で子育ての楽しさも感じさせてくれます(笑)

 

 「おかあさん大好き」と言ってくれたりね。

きっとそんなつらい思いを重ねる中で、

お母さんは「自分の強さ」と「人への優しさ」を身につけます。

身につけないと子育てが出来なくなるからです。

 

・人から言いたい放題に指摘されても「私は悪くない」と思える強さ

・自分が人に優しくすることで、自分も人に優しくされる、

    自分が出したものが返ってくると実感する。

 

子どもは、そうやって、お母さんに

「強さ」と「優しさ」を身につけさせてくれています。

 

柳のような強さと柔軟性ですね

 

はい、気がついたら子どもがお母さんを育ててくれているわけですね。

とはいえ子どもは超スパルタですから、

お母さんはすぐに「ココロの筋肉痛」になります。

 

すべての人間はもれなく、100%女の人から生まれます。

どんなに偉そうなことを言っている男の人も、

例外なくお母さんから生まれています。

お母さん万歳!!

 

 

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【子育てをラクにす…

 
 
子育ての反省は、1秒だけ
 

子どもは、携帯電話と同じです。

昔から、「お母さんは子どもを愛することができる」という神話があります。

もちろんね、

 

子どもは可愛い。

でもね、子どもによっては親に立てついて、

反抗して、暴言を吐いて、困らせる子もいるんです。

 

するとね・・・・

お母さんもだんだん子どもを可愛いと感じなくなるんです。
      ↑

(そんなお母さんはおかしいというご批判は受付していません)

 

お母さんも人間です。

だから、「感情」ってものがあります。

 

「お母さーーん、だーーい好き♡」と言われるとその子は可愛いと思います。

一方「お母さん、キライ!あっち行ってよ!!!」

と言われるとムカムカします。

 

でね、多くのお母さんは「いい人」

だから、子どもにムカムカした自分を責めるんです。

 

日本人は昔から、悪いことをした時には、

「反省しなさい」と言われて育っています。

 

「反省文」なんてものを学校で書かすこともありますし。

だから、「反省癖」があるんです。

 

ただね、「反省は1秒だけ」でいいんです。

いっぱい自分を責めると、自分のメンタルが弱くなります。

 

そして、お母さんのメンタルが弱くなると、

元気いっぱいの子どもに振り回されることになります。

 

それでは、無事子育てが出来ません。

 

反省は1秒だけでいいんです。

お母さんはメンタルを弱くしている暇はないんですね。

 

 

 
子育てでいちばん大切なこと

 

「子育ての結果」はすぐには出てきません。

つまり、子育ては、結果がすぐに出てこないこと

を延々と続ける作業なのです。

 

「これでいいのかな?」「他の子と比べて・・・・」

という気持ちがあって当然です。

ご近所ママのひと言で

一喜一憂することもあるでしょう。

 

私は、今までの教員生活、相談員勤務で

2000人以上の子ども達と接してきました。

 

その中で、子育てで一番大切だなと感じたことは

「自己肯定感」の高い子どもに育てるということです。

 

「自己肯定感」とは、読んで字のごとく

「自分のことを肯定的に考える感覚」のことです。

私たちは、みんな欠点も短所もあります。

 

それも含めて

「欠点・短所もあるけれど、

 自分ってなかなかいい人だ」

「大切な人間なのだ」

「自分でも自分のことが好きだな」

と感じることです。

 

自己肯定感が高い子どもを育てるためには

「今まで自分は大切にされた」と

子ども自身が感じられることが大切です。

 

【「伸びる子ども」を育てるハッピースパイラル】

    自己肯定感が高い子ども
         ↓
      自分に自信がある
         ↓
      不安感が少ない
      (「何とかなるだろう」と思って取り組む)
         ↓
      何でも身につきやすい
         ↓
      成功体験が増える
         ↓
      自信がつく
         ↓
      さらに自己肯定感が高くなる

 

【「伸び悩みの子ども」を育てる負のスパイラル】

     自己肯定感が低い子ども
         ↓
      自分に自信がない
         ↓
      不安感がいっぱいある
    (「どうせダメだ」と決めて取り組む)
         ↓
      何でも身に付くのが遅い
         ↓
      成功体験が少ない
         ↓
      自信がもてない
         ↓
      さらに自己肯定感が低くなる

 

「自己肯定感」は、樹木でいうと 

根っこの部分にあたります。

 

大地にしっかりと根をはっていないと

樹木の幹となる現実の世界

グラグラと自分という樹木が揺らいでしまいます。

 

大きな実をつけたり、きれいな花を咲かせるためには、

根っこがしっかりとはっていて、

土の中から栄養を摂ることが

できる状態がとても大切というわけです。

 

根っこがしっかりと大地にはっていれば、

自然と幹も枝も太く折れにくくなり、

やがて実も花もつけていきます。

 

立派な実や花にしたい時に、

直接、実や花に栄養をあげる人はいません。

かえって枯れてしまいます。

 

まず根っこに肥料や水をやることでしょう。

子育ても同じです。

自動車の運転は、教習所に行って乗り方を学びます。

学科試験と技能試験の両方合格して

はじめて卒業することができます。

 

でも、子育ては、子どもを出産したら1週間ほどで、

すぐ退院になってしまいます。

 

常に「これでいいのだろうか」と感じながら

思考錯誤でやっていくので、

わからないことがあって普通です。

 

とかく子育ては何かができるようになることが重視されますが、

本当に大切なことは「自己肯定感」がある子どもに育てることです。

「何かが出来ること=自信」とは限りません。

 

ピアノが弾けても、自分に自信がない子どももいます。

かけっこが遅くても、自分に自信がある子どももいます。

 

さあ!

これから、あなたも「自己肯定感」を高めるコツを知って、

「自分に自信がある子ども」に育てていきましょう。

 

そして、ママも子どもどんどんハッピーになっていきましょう。


 

反抗期の4つのタイプ

 

わたしは、お母さんから子育ての相談を受ける時

最初の五分ほどで

「このお子さんは、どんなタイプの子どもだろうか」

という見立てを立てます。

 

そして、そのタイプに合わせたアプローチ方法をお伝えします。

すると、たった一回、お母さんにアドバイスをするだけで、

子どもがみるみる変わることがよくあります!

 

見立ての目安は二つです。

①エネルギーがあふれる子ども(暴走型)なのか?

 おとなしいタイプの子ども(無気力型)なのか?

②口達者なタイプなのか?

 口べたなタイプなのか?

 

なんで、この分け方をするかというとね

子どもは、もともと持っているエネルギーの量によって

反抗の表し方に違いがあるからです。

 

一見すると、親を困らせているように見える

「うるせえ」「ババア」などの攻撃的な言動で

反抗をするのは、その子どもにエネルギーが

たくさんあるためにそのような犯行をすると考えられます。

 

一方、おとなしいタイプの子どもは

だらだらとやる気がないような無気力な態度として表します。

 

「口達者タイプ」か「口べたタイプ」かという分類は、

子どもがもっている「話しをする力」を目安にして分けています。

 

他にも分け方はあるのですが、「話をする力」は

見た目にわかりやすいので、お母さんにもやりやすい分け方ですよ。


 

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子どもが何歳でも使…

 

激しい反抗がない場合

 

反抗期の子どもたちのなかには、激しい反抗がない子どもたちもいます。

激しい反抗がないパターンには、二つの場合があります。

 

一つ目は、親が子どもの反抗にうまく付き合い、威圧的な言い方をしないので

子どもが激しい反抗をしなくてもすむという場合です。

適切な子育てによって、子ども本来の成長が伸ばされているので、

心配することはありませんよ。

 

二つ目は、親が威圧的な態度で子育てをしたり、子育てそのものを放棄したりしている場合です。

その場合、親への反抗は強まります。しかし、その反抗を表現することで

親から見捨てられたり、心が傷ついたりする可能性が高いと感じた場合は

反抗をあえて表現しようとしなくなります。

自分の心を守ろうとするのです。

 

そして、その反抗を自分の身近にある

インターネットや携帯電話を使った犯罪や

親が見ていないところで弱い者いじめをすることで表現します。

 

屈折した反社会的な行動や非社会的な行動に出ることで

心のバランスをとろうとするのです。

 

高圧的な子育てをしている多くの親は、

「正しいことを言って何が悪い!」

「いまのうちにわからせておかないと、あとが大変」

と感じて、思い切り強く叱責をします。

アクセル全開の状態なので、子どもの心のダメージはとても大きくなります・・・

 

親は子どもに「ダメなところについて、早く気づいて直してほしい」と思いますが

子どもは、「どうせ僕(私)の気持ちをわかってくれない」と感じてしまいます。

 

そのために親に対して、敵意ともいえる内なる反抗を強めたり

逆にますます無気力になってしまいます。

 

子どもがたとえどんな状態になろうとも、

子どものやる気と自信を引き出す源はプラスのふれあいだけです。

いくら「しっかりしろ!」「頑張れ!」と言っても

子どもは「しっかり」も「頑張る」こともしません。

 

自己肯定感が高まり、心が安定しなくては、しっかり頑張ることもできないのです。

プラスのふれあいをたっぷり受けた子どもは、心の免疫力をつけますので

他の子どもとのトラブルなども回避しやすくなり、ダメージも受けにくくなりますよ。

 

 

お母さんの正論は、子供をダメにします

 

お母さんが子どもを怒る理由のほとんどは、正当な理由です。

ですが、正論は、時として子どもの心を傷つけます。

そう! 「正論を言わない」です。

「正論」は、文字どおり「「正しいこと」ですから、誰も悪いこととは思いません。

 

でもね、それを毎日毎日

「この先、自分が困るのよ」

「怒られないようにしなさい」

「気をつけなさい」

 

などとガミガミ口調で言うと、、、 ココロ貯金ダダ漏れです。

子どもは『なにも話さないのが得策』『どうせ誰もわかってくれない』

と思ってしまうでしょう・・・

 

子どもと話をするときは、子ども8割、親2割を意識してくださいね。

そして、子どもの話を聞くときは、聞き役に徹しましょう。

二週間ほどの期間、家庭内カウンセリングをするつもりで聞き役に

徹していくと、どんどん子どもの変化を感じられるようになります。

 

子どもがいままで言わなかった愚痴や不満、学校での出来事などを

話してくれるようになります。

 

私たちは自分のことが一番よくわかりません。

だから、つい「よかれ」と思ってわが子に言いすぎてしまうんですね。 

親子一緒の時間が長い時期はそれだけ親の影響力があるんです。

 

お母さんの聴き方次第で子どもは、どこまでも伸びますよ。

お母さんのチカラは、それほどすごいのです!

 

 

思春期対策:スポンジ作戦

 

このスポンジ作戦は

どんな年齢の子どもでも使えます!


大人でも

お年寄りにも使えます。

つまり、み~~~んなに使えます。

 

子どもがあなたに話しかけてきた時には

スポンジにしみこませるように

 

ただ、ただ

「ふ~ん」

「へ~」

「ほ~」

「なるぼどね」

と言いながら聞いていきます。


そして、最後の必殺ワザは

「それで?」です。

 

子どもの言うことが少々おかしくても

ここは、全面的に聞いていきます。

 

そして、ど~してもコレだけは言いたい!

と感じたことだけ

お母さんは、~~~~と思うよ」

「お母さん」を主語にして言います。

 

話の割合は

「子ども」:「ママ」=8:2

です。

 

え~、わたし、自分の意見をバンバンいっちゃうわ!

 

って方

これは【訓練】です。

はじめからできません。

 

でも、2~3ヶ月続けていくうちに、

だんだんできるようになります。

 

もう1回いいます。

 

これは【訓練】です。

そして【練習】です。

 

だから、練習すればきっとできるようになる・・・はず。

子どもは、ママに自分の気持ちを聞いてもらえると

 

「自分コップ」の中身が半分になります。

「自分コップ」の中身が減っていけば、その後

ママからの話も自然と聞けるようになる・・・・という理論です。

 


子どものコップが

今にもあふれ出しそうな日には、

 

「こぼすんじゃな~い!」

 

というよりも

先に量を減らしておきます。

結構、シンプルな構造です。

 

子どもだって家の外に行けば、

辛辣なことを言われたり

理不尽なことを言われたりします。

 

でも、家でママが自分の話を全面的に

聞いてくれれば

 

世界でいちばんのミカタをつけたも同じ!

 

絶対的に 強く なります!!

人は、強くなれ強くなれと言っても強くはなりません。

 

この話は、

■子育てスポンジ理論

■子育てコップ理論

■飲み屋のパパ理論

(パパだって仕事帰りに飲み屋で自分の話をきいてほしい)

■井戸端ママ理論

(近所の人に自分の大変な話をきいてほしい)

といいます。

 

あっ

わたしが勝手につけました。。。失礼。

 

ママも訓練で聞き上手になれます。

カウンセラーママ

コーチママになってみる??




お子さんのちょっとした変化を伝えよう

 

このテは、小さいお子さんにも使えます!

子どもって、昨日よりもびっくりす

くらいの成果を上げることって・・・

 

ほとんど、滅多に、まず、ありません。。。

そのわりに、時間通りにやるべきことをやらずに

怒ってしまいがちではないでしょうか

 

そう!

子どもってほめようと思っていても

すぐに気になる行動をはじめてしまい

 

やっぱり、最後は

怒っちゃう。。。

 

これは、ホント多い子育てパターンです。

 

コーチングでは、ほめることも含めて

「承認」をしていきます。

 

たとえば

ちょっとした変化をコトバにして伝える

これも「承認」です。

 

「汗、かいたよね~」

「日焼けしたんじゃない?」

「今日の荷物重たかったでしょ~」

これもOKです。

 

これは「存在承認」というもので

 

相手の存在そのものを見ています

関心をもっています

というメッセージを伝えることです。

 

これって、子どもをよく

見ていないとできないのです。

関心を寄せていないと言えないのです。

 

人間は、無視がいちばんコワイ

中学校は、これから夏休みまでハードです。

部活の大会はあるし、学校によってはテストもあるし

 

土日も忙しいことでしょう。

そして、学校って、かなり暑いです。

だから子ども達は

 

親が思っているよりも、

ず~~~とハードにがんばっています。

 

ママが代わりに学校に行くことはできませんが

家に帰った時に、承認のコトバをかけていくと

切れかけた携帯電話の充電ができます。

 

「承認」は、子どもへのエネルギー補給です。

 

「中学生が疲れるというなんて、おかしい!」

「昔はもっと大変だった」

「みんながんばっている」

と言われても

元気はでません。

 

たとえば、自分にいいかえるとわかりやすい。

「お母さんが疲れるなんて言うのは、おかしい!」

「昔はもっと大変だった」

「他のお母さんもみんながんばっている」

 

どれもイヤですよね~

あなたは子どもに何とコトバをかけますか?

大事なことは、【コトバの使い方】ですよ。

 

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子どものやる気と自…

 

反抗期をこじらせない3つの鉄則

 

「こうしないと、あれもしないといけない」

とあれこれ考えるより、3つの鉄則を頭の片隅におきながら、

子供と接していけば、自然と子供との関係がよくなることと思います。

 

①正しさを一方的にふりかざさない

 無駄に子供を怒ってはいないでしょうか。

 

たとえ、お母さんが正しいことを言ってるとしても

子供が親に悪態をついたり、暴言を吐いたりするなどしたら

別の言い方を取り入れてみましょう。

 

その方が状況を改善する近道となります。

 

たとえ正論であったとしても

その伝え方次第で、子供は受け入れられず、

 お母さん「私の言うことが正しいのよ!」

子ども「その言い方うざい、気にくわない!」

 

というかたちで、互いにエネルギーを消耗するだけで

同じやりとりが何度も何度も繰り返されてしまい

状況の改善にはつながりません。

 

②最初にすべきは、子どものココロ貯金を貯めること

親として、子どもをあれこれしつけたいところですが

子どものココロ貯金が減っている状態では、

親からのしつけを素直に聞こうとはしません。

 

子どもの言動などで、いくら気になることがあったとしても

始めにするべきことは、子どものココロ貯金を貯めることなのです。

 

子どものココロ貯金は、親子で感情の言い合い、バトルを

しているときではなく、子どもが落ち着いているときに、

コツコツと地道に貯めておく必要があります。

 

ココロ貯金が貯まった状態の子どもは、

親のしつけも比較的受け入れやすくなります。

 

③ココロ貯金が確実に貯まるしくみを作る

お母さんが「子どもをほめて育てたい」と思っていても

実際に子どもがその行為に対して、腹が立つことは多くあります。

 

まずは、子どもをほめて伸ばす

常に完璧なお母さんになることを目指すのではなく

「この時間帯なら、子どもの話を聞ける」など、

お母さんの都合や調子がいい時に、できることから

時間を決めて実践します。

 

例えば、「朝は忙しくて何もできないから、夕方は子どもの話をしっかり聞こう」

「子どもが出かけるときは、必ず玄関先まで見送り、いってらっしゃいと声をかける」

など事前にシミュレーションをしておきます。

 

お母さんは、家事に子育て、仕事など大忙しですから、

ここだけは外さない、というところを自分のできることから考えておく

くらいがちょうどいいですよ。

 

子どもの問題行動のほとんどは、

ココロ貯金が焦げ付いていることから起こります。

 

そのため、子どもの問題行動を改善させることのみに全力を注ぐと

子どもの問題行動の根本的な解決になりません。

 

あれこれ言うよりも、

子どものココロ貯金を貯めることから始めましょう!

 

 

ママの心を変えなくてもいいのです!

 

毎日、子どもが

「ママのバカ!」

「ママ大キライ!」

 

と連発するとしたら・・・

あなたの気持ちはどうなるでしょうか?

 

・子どもに腹が立つ

・かわいいと思えない

・子育てに自信をなくす

・ココロが折れる

 

これは普通のことです。

子どもを愛情いっぱいに育てたいと思っても、

毎日この状態ではいくらママでも腹がたつでしょう。

 

子どもをかわいいと思えないでしょう。

あまりにも子育てに疲れ過ぎると、

子どもにやさしい言葉がけができないようになり、

子どもをかわいいと感じられなくなります。

 

人は「自分」というコップの水が満タンになると、

他の人におすそわけができるようになっています。



自分がストレスフルな状態では、

子どもにやさしい言葉をかけたり、ゆっくりと

時間を共有して遊ぶことはできません。

 

でも、そんな自分を責めないでください。

あなたが悪いわけじゃないのです。

 

子育てという壮大な事業に取り組んでいるのですから、

思ったように進まないことがあるのが普通です。


犬もしっぽを振る犬はかわいいけれど、

かみつく勢いでほえる犬は避けたいですよね。

それと同じです。

 

抱っこや添い寝、じっくりと話を聴くなどの

プラスのふれあい(ストローク)をする時には

子どものことをかわいいと思って

するのが一番いいのですが

 

 「とてもそんな気持ちにはなれない・・・」

と感じるのであれば・・・

心はあえて変えず、

ママの「言葉」「行動」だけ変えていきます。

 

心を変えるまで待ち続けて、

その間に子どもが成長するよりは

ずっといいのです。

 

5年10年たっても心が変わる保障はない。


 まずは、心を込めなくてもいいので

「あなたはママの大事な子!」と言ってみましょう。

「足が疲れた」といったら、そっとさすってあげましょう。

 

心を込めなくてもいいので、言葉と行動だけ変えていきます。

 


そんなことをくり返している間に、

まずは子どもの表情が変化してきます。

そのうち、心が落ち着いてきます

 

すると少しずつ、

ママは子どもをかわいいと感じることができるでしょう。

言葉と行動が変わっていくと、そのうち心がついてきます。


 

図々しい子バンザイ!!
 

わたしは、子育て相談の中で、

お子さんのやる気自信を引き出す

あの手、この手、奥の手

をお伝えしています。(‘-^*)/


そして、

さらに、

善人で図々しいお子さんを育てる方法を提案しています。


人間、

善人か悪人か

どちらがいいかというと

当然、善人です。


でもね、善人で繊細な人は、ちょっと生きづらいのです。

やさしい心は、時として傷つきやすいのです。

 

それに比べて、

図々しい善人は、

わからないことは、わからないと言い

頼めることは、しっかりと人に頼み

失敗や間違いがあっても

「あ~、やっちゃいました」

平気で言える

そんなお子さんの育て方をお伝えしています。


これからの世の中、な~んにも起きないことはありえません。

その都度、なんでも対応していくためには

少々図々しいくらいが、ちょうどいいのです!


どうやったら、図々しい善人が育つのか?って?

それは、

「ココロの貯金箱」の残高を多くしていくこと

それ以外には、裏ワザも魔法もありません。


※東の本のタイトルは

「子どもが伸びる!魔法のコーチング」でしたが・・・(汗


そのためには、まず

自己肯定感が高い子どもを育てること。


これがあると、打たれ強い子どもに育ちます。

親が安心して見ていることができる子どもになります。


先生やクラスがかわっても、いちいち心配をしないで済みますよ。

特に10歳までに、育っていると、ホント後がラクです。

 

 

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伸びる子どもを育て…

 

 

 

第一反抗期と第二次反抗期の関係

 

第一次反抗期が目立たなかった子どもでも、その後の

親の対応がよかった場合は、第二次反抗期に突入しても

あまり反抗をしないこともあります。

 

反抗が全くないわけではありませんが、親が子どもの反抗を

じゅうぶんに受け入れて対応すると、激しい反抗にはなりません。

反抗期をあまりこじらせないのです。

 

第二次反抗期もさほど親の手を焼くことなく通過していきます。

 

でね、たとえ同性の女の子であっても、お母さんが自分自身で経験した反抗と

わが子の反抗は、全く同じ様子とはいえないのですよ。

十人十色です。そして、反抗の度合いもさまざまです。

 

じゃあ、反抗の度合いによってどんな違いがあるのでしょうか?

私の経験の範囲では、二~三歳の第一次反抗期が目立たなかった子どもは

そのぶん思春期に二倍返し、三倍返しに反抗する場合があります。

 

エネルギーは外と内に向けられます。

外に向けられたものが、親や学校に向けた反抗的な態度となって現れます。

一方、内に向けられたものが不登校や行き渋りとなって現れます。

 

「ココロ貯金箱」の観点では、幼いころから「ココロ貯金箱」があまり貯まっておらず、

「ちょっと見直してください」

「よく考えたら不満です」

「このままでは自分に自信がある大人になれません」

という心の状態にある場合、反抗という手段を使って訴えてくるんですよ。

 

わたしは、子どもへのかかわりは、幼いころのほうが子どもの変化が

早く現れると感じています。例えば、家を作る時には、基礎工事をした上に

家を建てなくては、いくら鉄骨の家を建てたからといってすぐに傾くのが目に見えています。

 

でもね、子育てに遅すぎることはないのです。

書店には「子育ては三歳までが大切」

「十歳までには子育ては決まる」

という本が並んでいます。

 

子どもが思春期になってからでは、手遅れだとしたら

小学校の高学年の先生や、中学校の先生は、

すでに手遅れの子どもばかりを相手していることになります。

 

大人が自分を変えたいと思い、コーチングやカウンセリングを受けても

なにも変わらないということになってしまいます。

 

そんなことはありません!

 

過去の子育てを悔やむよりも、いまできる一番いいと思うことを

やっていきましょう。

親子関係は、人間関係の一つのかたちです。

人間関係は、こちらのかかわり方が変われば、必然的に相手の反応も変わっていきます。

 

むしろ、何も変わらないものが難しいのです。

気がついたときが吉日です。


 

小さい時に「小さい失敗」をする経験が大切

 

子どもをもつと、親心から

早めに子どもの失敗を回避させたいと思うようになります。

 

友達にやさしくしなさい

忘れ物に気をつけなさい

うるさくしていけません

 

どれも大切なことですが、私は、子どもが小さいときに

小さい失敗はさせた方がいいと思っています。

 

子どもが石につまづかないように

ママがキレイに道を掃いてしまうと

子どもは、ケガをする経験をしないまま大きくなります。

 

でも、

石を避けて通る力

つまずいてこけても、手をつくこと

痛い時に、誰かにSOSを言うこと

 

こんなことは、とっても大切な能力です。

石をママが避けてばかりでは身に付きません。

小さい頃に、小さい失敗をたくさんする

 

そして、

こけ方、避け方、謝り方も学んだ方がいいのです。

大きい失敗になった時、困るよりはずっと大切。

 

親がフォローできる間にやっておきましょう。

 

男の子によくある、靴下問題・・

 

私は、男の子は、おとなしい女の子の3倍は

親のエネルギーが必要だと思っています。

もちろん、男の子にもおとなしい子と元気いっぱいの子がいますけどね。

 

「ものすごく元気な女の子」と「おとなしい男の子」をくらべると、

ちょっとだけ「元気な女の子」の方が賑やかかな~ってところです。

さて、男子は「うるさい」「汚い」「危ない」生き物です。

 

ママは女子なので、そんな男子を見ると理解不能になってしまうかもしれません。

ご自分がひとりっこだったり、女のきょうだいだけだとさらに、理解不能に陥ります。

 

そんな男の子ママによく相談されるのが、「靴下の脱ぎっぱなし」。

靴下を脱ぎっぱなしで困っているのはママさんで、

お子さんは困っていないのでしょうね。

 

「困っていない人」(子ども)に

「困っている人」(ママ)がリクエストをする方法をお伝えします。

こんな場合は、大きな声で子どもを怒鳴っても変わりません。

今後、子どもの靴下を見つけたら、

「コレどこに置くんだったけ?」と質問してくださいね。

 

強く怒鳴ると、その時の子どもは「マズイ!」と思う可能性がありますが、

でも、その方法は、

その場限りに終わってしまい、その後の継続性は低いです。

 

子育ては長期戦ですからね。

ただ、ママがずっとこだわっていることは、

子どもに浸透する可能性は高いです。

なので、何度でもその都度

「靴下、どうするといいんだったけ?」

と聞いてあげてくださいね。

 

怒鳴ると疲れますからね。

淡々と「気づかせ作戦」でやってください。

一見遠回りのように思われるかもしれませんが、

じわじわと効いてきますよ。

 

うちはこの手でやりました。

今では、ちゃーんと自分で何でもやります。大学生ですけどね。

 

 

男の子は、泣いちゃダメなの?

 

「男の子は泣いてはダメ」

こんなことを言うことはないでしょうか?

 

これは、

「男の子は強くあるべき」「男の子は泣いてはダメ」

と昔から、固定概念があるんですね。

 

親としたら、「強い男の子」「たくましい男の子」

になって欲しい、そんな気持ちが見え隠れします。

だから、「男は泣いてはダメ」ってよく言うんですよね。

おじいちゃん、おばあちゃんの方がよく言うかもしれません。

昔の人の方が、「男は強くあるべき」、という気持ちが強いのですね。

 

でもね、これを言うとどうなるでしょうか?

心を入れ替えて男の子がたくましくなるでしょうか?

 

答えは、、、、、

 

自分の性を損だと思います。

 

自分の性を損だと思うということは、「自分は損」だと思うこと。

「自分は損」だと思うってことは、「自分に自信が持てない」ってこと。

自分に自信が持てないってことは、

自己否定感が低くなり、やる気も自信も生まれてきません。

 

つまり!親が期待している子どもの姿にはならないのですね。

 

さらに!

 

「男は泣いてはダメ」と言われると、弱音を吐けない子どもになります。

そんな男の子は、ダメな自分を大人に見せると損をすると思います。

だから、嫌なことも、困ったことも人に言えない子どもになります。

 

すると、ストレスを自分ひとりで抱えることになってしまい、

ますます意欲的に行動しないんですね。

 

だからね、男の子が泣いた時には、

「つらかったね」

「泣きたくなったんだね」

と子どもの気持ちをわかるが勝ちなんです。

 

じつは!

自分の気持ちを親にわかってもらえた男の子は・・・・

結果的に強く、たくましくなるんです。

 

ダメな自分をママに認めてもらった子どもは、自分の後ろだてがあると感じます。

その方が、強い子、たくましい子になりますよ。

子育ては、【急がば回れ】なんです。

 

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子どもに伝わる愛情…

 

子育てに以心伝心はありません

 

あなたは、自分のお子さんに 愛情が伝わっていると感じているでしょうか。

「愛情」って、実は実態がはっきりとしないのです。

よく「愛情不足」なんていいますが、

どの状態が愛情不足なのかは、とてもわかりにくいものです。

多くのママは、 わが子を本当に大切にしたいと考えています。

 

でもね、ママからガミガミと言われると 子どもには、うまくその愛情が伝わっていきません。

心の中では、愛情をもっていたとしても 口から出る言葉が

「バカじゃないの~アンタ!」

「何回言ったらわかるの・・・」(クドクド)

「いい加減にしなさ~い!!」(ガミガミ)

 

では、やっぱり愛情は伝わりにくいのです。

子どもにしたら、 「ママは自分のことを嫌いなのかも?」と勘違いすることさえあります。

ここは、「言葉」と「行動」で きちんと愛情を伝えましょう。

大切なことは、あなたのココロを変えるのではなく 、あなたが何を言葉で伝えるのかです。

子どもがおやんちゃをしていない時がねらい目ですよ。

 

「あなたのことが大好き!」

「あなたは、ママの宝物よ」

「ママは、あなたの味方よ」

 

この言葉をそのまま子どもに言って、ママの気持ちを子どもに伝えます。

子育てに、以心伝心はないのです。 愛情は、ことばで伝える!

 苦手と感じるものを取り組まず 「これならできそう」にトライしてください。 応援しています!

 

 

思春期は、親を〇〇〇〇時なんです 



小学校高学年~高校3年生までの、ながーーい期間が思春期です。

まあ、長いです。その期間はおよそ8年間。ゾゾ~とします。

どもが小さい時であれば、まだ親のチカラで子どもを押さえ込むことができます。

 

まあ、望ましくない方法ですがね。

それが、思春期に入ると「親が上」「子どもが下」とかいう考えが通用しなくなります。

(そもそも親が上でも子どもが下でもありません)

 

つまり、「思春期は今までの子育ての結果が出る時」なんです。

今までココロ貯金を貯める子育てをしていれば、

たとえ思春期だと言っても、さほど子どもは荒れません。

 

でも、今までのココロ貯金が少ないと、

「もう待てません!」「適切な関わりをしてくれ~」と訴えてくるのです。

 

本来であれば、思春期までに子どもの能力を高める子育て法を取り入れることはマストです。

はいえ、それができないこともありますよね。

だから、子どもは戸籍上の親になったあなたを

ココロ貯金を貯められる本当の親になれるまで待ってくれています。

 

結構子どもの方が寛容です。 無条件の愛情を親にくれています。 ただ、それには期限があります。

その期限は人によって違いますが、生まれてからおよそ10年間です。

 

「そろそろ期限が切れそうです」 「もう、期限が切れたよ」

ということをお知らせするために、子どもは荒れてくれます。

 

 
ゲームにハマる子ども・・・どうする?

 

いまの世の中は、私たちが子どもの頃になかったものがたくさんありますよね。

携帯電話、スマートフォン、ゲーム、パソコンなどがそれに辺ります。

実は、親自身もそれらにどうかかわったらいのか、よくわかっていません。

 

そのため、頭ごなしに使用禁止や没収をすることを考えます。

親にとっても頭が痛い問題です・・・

基本的に、それらは今後の世の中からなくなりません。

 

そのため、禁止だけでなくその使い方を知る必要があります。

じゃあ、一日のゲームの時間を決めるときに、どう決めていますか?

約束を考えるときに、お子さんといっしょに考えていますか。

それとも、お母さんが決めた約束でしょうか。

 

使う場所と時間については、子どもといっしょに考えましょう。

親が一方的に「一日三十分だけよ!」と決めてしまうと、

購入前に子どもは「約束した」という実感を得られないため、平気で約束を破ります。

 

子どもといっしょに「何分くらいがいいと思う?」と決めていきましょう!

とはいえ、ゲーム、スマートフォン、パソコンは、子どもが夢中になるように

作りこんでありますから、子どもはすぐにおもしろさにはまってしまいます。

 

だからといって最初から禁止したち、強制的に途中で取り上げたりすると

ゲームセンターに通い始めるなど、さらに楽しいことを求めて別の行動をとるようになるんです。

 

たとえ子どもが決めた約束だとしても、親の顔色をうかがって

「これならお母さんが許すだろう」と考えて決めた約束かもしれません。

いずれにしても、子どもと決めた約束というのは、

子どもにとって「そのとき限定の約束」なのです。

 

子どもにしてみたら、約束をしたときはそれが一番いいと思っていたけれど

実際に遊んでみたら、おもしろくて時間が足りないと感じているでしょう。

子どもには「見通しがつかない」という性質がありますから

約束をしていても、つい約束を破っているということが起きます。

 

でもね、「お母さんと約束をした」ということを嫌味なく気づかせてあげましょう。

禁止するだけでなく、いかに自己肯定感を高めて

自分をじぶんでコントロールする力を育てるかが大切です。

 

OK会話例

子ども(時間になってもゲームをやり続けている)

お母さん「いま何時?どれくらいゲームをやった?」

子ども「う~ん」(ゲームに夢中)

お母さん「あとどれくらいでやめることができる?」

子ども「あと十分」

お母さん「ふ~ん。あと十分ね。区切りがついたらやめようね」

子ども「は~い」(納得する)


 

こんな宿題もわからないの!は禁句

 

「なんで、こんなこともわからないの?」

「なんで、こんなこともできないの?」

と子どもに思うことはないでしょうか?

 

たとえば、小学校2年生の宿題があるとしましょう。

お母さんにとったら、超簡単な内容ですよね。

でも、子どもは「学年相当」の内容を勉強しています。

 

お母さんが思うように、子どもが『この宿題は超カンタン』

なんて思ったら、学校に行く必要はないですよね。

つまり、小2の子供にとったら、小2の勉強は、自分の実力相当の内容です。

だから、そこそこ骨がある勉強なんです。

 

それをわからずに

「なんで、こんなこともわからないの?」

「なんで、こんなこともできないの?」

と言うと、子どもには酷なことなんです。・°・(ノД`)・°・

 

もしも、

「わが子の勉強はちっとも進まない!」

「こんなこともわからないの?」

と思ったら、解決策は1つだけ。

 

「子どもと一緒に宿題をする」です。

つまり、子どもの勉強が進んでいないところは、ママがわかりやすく教えてあげるわけです。

「いつかはやる気になる?」「自分が困ったらやるようになる」

なんて考えない方がいいです。

 

もちろん自分から勉強をする子もいます。

でも、その出現率は極めて低いです。およそ、10分の1の確率です。

 

 大事なわが子をそんな低い確率で勝負しない方が得策です。

ただし、ママがガミガミ口調で怒って勉強を教えると、子供は一気に勉強熱が下がるんです。

親子は心理的距離が近いです。

そのため、お互いに言いたい放題になりがちです。

 

だから、「子どもといっしょに勉強すること」は「修行」なんですね。

子どもから暴言を吐かれても、怒らないママになる修行です。

 

※うちの講座を継続受講していると、怒らないママも継続しますよ。

ママの意識が変わってきますからね。人は低きに流れます。

それをセーブするには、講座を継続するといいんです^^

 

 

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荒れた中学生にも十…

 
 
 
ほめるは頭打ちがやってくる

 

よく「子どもはほめて育てましょう」と言います。

はい、じつは、それは半分当たりで、半分ハズレなんです。

 

だってね、子どもがお利口さんだったら、いくらでもほめられます。

宿題も早い、文字もキレイ、

親のいいつけは守る、下の子には優しい・・・

 

これ、ほめることができるパターンです。

 

こんなお子さんをお持ちのママは、

どうぞ、どうぞ、お子さんをほめて育ててあげましょう。

 

でもね、もしもお子さんがこんな状態だったら、、、

いくらなんでもほめることはできません。

 

・何回言っても宿題をやらない

・気に入らないとすぐに怒り出す

・いい加減な字しか書かない

・嘘と言い訳のオンパレード

 

こんな時、子どもをほめようと思っても

「ほめるところはありません!」と言いたくなります。

 

でね、さらに子どもの年齢が大きくなると

「ほめるからやる気がなくなった・・・」

「この程度でほめないで・・・・・・・・」

なんて文句を言うこともあるんです。(´_`。)

 

となると「子どもをほめる」だけでは、頭打ちになるんです。

私は、コーチングを本格的に学びました。

私にとったらかなりの高額投資でした。

 

その高額投資をした中で、その後に使える

最大級のスキルを知ることが出来ました。

 

この方法は、荒れた中学生にも十分対応ができるものです。

おそらく、その方法なしで

中学校勤務はできなかったことと思います。

 

その方法は、「認める」「承認」です。

中学校のカウンセラーは、

あちこちの学校に勤務しますので、

じっくりと生徒と向き合う時間がありません。

 

行ったら、即仕事ができないとダメなんです。

中学校と言えば、荒れた反社会的なお子さん、

そして、引きこもりなどの非社会的なお子さんも多いです。

 

でもね、このスキルをもっていたので、

私は困ったことがないんです。


 

ほめる勉強しない、ゲーム三昧、親への暴言は子育て仕切り直しチャンス

 

ふと気がついたのですが、

私の講座や相談は圧倒的に「小4~中学生」のお子さんのお母さんが多いです。

 

子どもも10歳を超えた頃から、徐々に反抗期に差し掛かります。

また、「今までの子育ての結果が出る時」と言えます。

 

子どもも小さい時は、親が怒るから言うことを聞くということがあります。

でも、それまでにココロ貯金が貯まっていないと・・・・

いろいろとやらかしてくれるのです。

 

じつは、子どもは「ココロ貯金不足ですよ~お母さん」とは言いません。

 

ゲーム三昧

スマホ三昧

勉強しない

親への暴言

こんな態度を見せてくれます。

 

こんな時は、親が子供にどんな言い方をしてもあまり変化がありません。><

私も出版しているので言いにくいのですが・・・

 

「言い方」が通用するのは、子どもの情緒が安定していることが前提です。

 

不安感いっぱい

怒りいっぱい

の場合は、何をどう言ったとしても変化は少ない。

焼け石に水状態です。

 

つ・ま・り

お子さんに合わせた方法でココロ貯金を貯めることが先決です。

逆にココロ貯金が貯まっていれば、勉強もするし親の言うことも聞けるようになります。

そうなると本当の意味で子育てがラクになります。

 

 

本格的反抗期までにやるべきことは?

 

一般的な第二次反抗期は、中学生~高校生です。

中学生が、「前期第二次反抗期」としたら、

高校生が「後期第二次反抗期」ってところです。

 

さて、反抗期になるとこんなことよくあります。

 

母「もうすぐテストでしょ」

子「知らん」

 

母「知らんじゃないでしょ」

子「だって知らんもん」

 

母「先生なんか言うでしょ」

子「別に・・・」

 

母「別にじゃわかんないでしょ」

子「うっせーな~」

 

これ、この時期の子どもによーくあるパターンです。

 

中学生になると今までニコニコとかわいい子どもだったのに、

「知らん星人」「別に星人」に変身します。

 

これは、ある意味お年頃。

 

高校生が終わるころには、無事羽化します。

みごとにきれいな蝶々になるまでしばらくお待ちください。

ここ通らないと蝶々にはなりません。

 

それでね、いきなり中学になってから反抗する子もいますけど、

徐々にその片鱗を見せるのが小学校高学年。

 

プチ反抗期、プレ反抗期ってところです。

まだこのころは、反抗期に片足を突っ込んでいるところ。

 

日替わり定食のように、大人っぽく文句を言ったり、

おこちゃま発言満載だったりその都度クルクルと変わります。

 

やっかいなのは、これがいつから反抗期になっているのかがわからないところ。

女子の初潮はスタートがわかりますが、メンタル反抗期はよくわかりません。

 

じわじわとやってくるので、

その子どもの変化に気づかずに親子バトルが展開されます。

 

では、どう対応したらいいのでしょうか?

本来ね、わが子といえども

一人の人間として尊重して接しないといけないのです。

 

親だから、何でも好きなことを言っても許されるものではないわけです。

子どももね、小さい時には、親に怒られることが怖いから、親の言うことを聞いています。

 

それが、10歳ころから、オトンもオカンもただの人だったと気づきます。

 

親の自己中心的なところ、相手に配慮なく言いたいことを言うところ、

このあたりをおかしい!!!とわかるようになり、それに反発をするわけです。

 

ということは、たとえ「知らん星人」「わからん星人」になったとしても、

「そうなん?」「そろそろテストかもよ」と気づかせる言い方をしましょう。

(子どももホントはテストがあると気づいています)

 

あとはね、目に見えたことを言葉にして承認するといいですね。

承認は、子どもが活動するエネルギー源になります。

 

 

反抗期を上手に乗り越えるコツ

 

この時期は、親を踏み倒す

乗り越える過程ですから、親をバカにした言い方が多発します。

 

それに加えて

「どう考えてもあんた間違っているよ」

ってことを平気で言ったり、

 

親の神経をかき乱す行為に走ります。

 

■法律を犯すこと

■他人に大きな迷惑をかけないこと

■本人に大きな損失があること

■キケンなこと

 

これ以外でれば、片目をつぶりましょう。

時には、両目も。

 

いちいち、とがめたり、厳しく怒らなくてもいいのです。

子どもの挑発にのりません!

 

でもね~

そのまま、何をやってもいいわけ~~~

そんな声がどこからか聞こえてきます。

 

そんな時の必殺ワザは、

「お母さんは、●●してほしいんだけどな。」

とお母さんを主語にして、あなたの気持ちを伝えます。

 

たとえば

靴下を脱いだままにしているとしましょう。

夫ではありません

 

そんな時に

「いつも言っているでしょ」

「いい加減にしなさい!」

 

ではなく、

「お母さんは、靴下を、カゴに入れておいてほしいんだけどな~」

とあなたが思った、その気持ちをそのまま伝えてみます。

 

毎日毎日、お子さんの様子が同じであっても

淡々と

伝えていきます。

 

そんな、なまぬるい!

とお感じの方もあるかもしれませんが

他のやり方がありますでしょうか。

 

この時期、

大きなカミナリ作戦は、ちょっと休憩です。

あえて、大人に言う言い方をしてみます。

 

これは、甘やかすことでも

ご機嫌をとることでもありません。

 

大人になっていない子どもに

あえて、大人として扱っていくのです。

 

その方が、早くこの時期を脱出できます。

関係をこじらせずに終わらせます。

こじらせると、思春期が長引きます。

 

そして、

かならず、この時期は終わります!

台風が通り過ぎるんです。

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【お母さんの子育て…

 
ストレスが軽減できる子育ての仕方

 

私は、援助職という職業柄、最大の課題は

「自分のメンタル安定維持」なんですね。

 

たとえば、自分が落ち込んで立ち直れない状況だったら、

同じように「落ち込んで立ち直れないママ」

の相談を聴くことができませんからね。

 

メンタル管理は、必須なんです。

さて、今日はストレスが軽減するものの考え方ですよ。

 

私たちには、「できること」と「できないこと」があります。

「できないこと」をしようと思うと、すごくストレスになります。

だって、そもそも「できないこと」だから、頑張ってもできないわけね。

 

それを頑張ろうとすればするほど、ツラくなるわけ。

一方、「できること」もあるはず。

 

困ったとき、立ち往生する時には、「できないこと」をやろうとしています。

そんな時には、「自分ができることは何があるだろうか?」と考えます。

そして、その「自分ができること」を1個でも具体的にやってみます。

 

たとえば・・・

 

子どもがお母さんのいうことを全く聞かないとします。

私たちは、自分のことですら変えることは難しいのに、

自分以外の人(子ども)を変えることはもっと難しいわけね。

 

まあ普通は、「いうことを聞きなさい!」と言います。

それは、思いっきり「子どもだけ」を変えようとしているのね。

 

そうじゃなくてね、

「自分ができることは何があるだろうか?」と考える。

上の子の話を意識的に

「ふんふん、へ~、そうなんだ、それで?」と聴き役に徹してみる。

これは、やろうと思えば「できること」

 

もちろん、余裕がなくてできないこともいっぱいあるはず。

そんな時には、「どんな時だったら上の子の話が聴きやすいだろか?」と考える。

 

夜寝かしつけの時?

習い事の送り迎えの時?

お風呂中?

 

えええ?

「その時間確保も難しいよ」って?

としたら、生活スタイルそのものを見直す時期なのね。

 

子育てだけはやっておかないとそのうちツケがくるんです。

産んだら育てるところまでやる必要があります。

 

でね、子どもの話を聴くことは「メンタル安定の大チャンス」です。

まずは、その時間を大事にするんです。

 

毎日忙しくて余裕がないって?

家事の手抜きは、あとで取り返すことができますが、

子育ての手抜きは取り返しは厳禁です。

 

そのうちに、もーっと、手をかけられることになります。

さて、あなたが子どもに「できること」は何がありますか?


 

お母さんのココロ貯金を貯める

 

子どものやる気と自信を引き出すためには

子どもをほめたり、認めたりしてココロ貯金を貯めることが大切です。

 

それがわかると、多くのお母さんは、自分自身のココロ貯金の残高は

どうなんだろう・・・と考え始めるのではないでしょうか。

 

「私は両親からほめられたことがない」

「ガミガミ・クドクドと言われ続けてきた」

「自分に自信がもてないから、すぐに子どもを怒ってしまう」

と自分自身がされた子育てを振り返ることでしょう。

 

子どもは未完成な存在で、日々失敗や間違いをしながら成長していきます。

子どもを産むまでは、自分の努力しだいで決まる成功経験を積んできた

お母さんも失敗や間違いが多い子どもと過ごす時間が長くなると、

しだいに自分自身も自信がもちにくい精神状態になりやすくなります。

 

さらに、多くのお母さんは

子どもを一人か二人しか育てておらず

男女のちがいも含めると、

慣れたという実感がもてないまま

子育てをしているのでは、と思います。

そのため、いつまでたっても

子育てに自信がないと感じているのはないでしょうか?

 

逆に、「私の子育ては大成功だ!」と思う方がいたとしても

それは、それで疑問が残ります。

 

子育ては、短期間で結果や成果がわかるものではないからです。

結果が見えないことに毎日膨大なエネルギーを費やすのが子育てなのです。

 

子育て中のお母さんは、一般的に自己肯定感が低くなりやすいと思われます。

では、どうやったらお母さんの自己肯定感が高まるのでしょうか。

 

この世の中に欠点・短所がない人はひとりもいません。

どれほどエラいと思われる人にも必ず欠点・短所があります。

 

そのため「欠点・短所がなくなったら、自分は百点満点になるのに・・・」

と思っていたら、一生百点満点にはなりませんよ。

 

だからね、どうか欠点・短所があるそのままの

自分に百点満点をあげてほしいと思います!

 

「自分を変えられない」と思うのは、

いまの自分を否定していることから始まります。

 

まずはここで一度「いまのままの自分でOK」

「欠点・短所があって当たり前」と思ってください^^

 

そう思えると、自己肯定感が高まり、やる気と自信がわいてきます。

自分の心を安定させながら、子どもにどんどんココロ貯金を貯めてあげてください。

 

そのほうが無理なく自然に子どものココロ貯金が貯められますよ!

 

 

ほめずに認める

 

子育ては、叱る回数よりもほめる回数を

多くしなければならないと、昔から言います。

 

もちろん、それは真実です。

しかし、実際の子育てでは、

気がつくと子どもを怒ってばかりいる

のではないでしょうか?

 

学校などの集団生活の場では

子どもは自制心をはたらかせて行動ができます。

 

内心では掃除がしたくないと思っていても

あからさまに掃除時間に運動場で遊んだり

先生に向かって

「面倒くさいから今日はやらない」

と言ったりはしないでしょう。

 

しかし、家庭では、子どもにそこまでも

自制心はないので、そんな子どもの姿を見て

親はブツブツと文句を言いがちです…

 

気がつけば

「ほめることなんて全くないわ!」

という状態になってしまいます。

 

そんな子どもには「存在承認」というものが

大変効果があります。

 

子どもをほめるのではなく、

存在を認めるのです。

 

ほめるということは

何か成果が上がったときや

今までと比べてよくできているときに

「すごいね」「えらいね」「がんばったね」

と言うことです。

 

しかし、存在承認とは特別になにか

すばらしいことができていなくてもいいのです。

 

一見すると、当たり前に思えることに

光を当てるように、目に見えたことや

ちょっとした変化についても、

言葉にして伝えていきます!

 

・「名前+あいさつ」をする

「〇〇ちゃん、おはよう」

「〇〇くん、お疲れさま」

 

・目に見えたこと・ちょっとした変化を言葉にして伝える

「よく食べたね」

「今日は、その色のシャツにしたのね」

「ちょっと鼻声じゃない?」

 

・ねぎらいの言葉を伝える

「今日はお疲れモードみたいね」

「おかえり、お疲れさま」

 

こんなことを子どもに言うなんて

親が子どもをおだてているのではないか

と感じる人もいるでしょう。

 

ですが、私は

親子は主従の上下関係ではなく

並列の関係のほうが望ましいと思います。

 

いつも子どもが親の姿を

見ているということを忘れず

日々の行動に気を配ってみてくださいね。


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