私は、今までずーーーーっと
考えていたことがあるのです。
それは
どうしたら
「やる気がある子が育つのか」
「自信がある子が育つのか」
ということです。
私は、元小学校の先生です。
そうすると、
学校には非常に優れた子どもがいるんです。
・やる気がある子
・自信がある子
・しっかりしている子
・頑張り屋の子
・人に親切な子
・荒れた子に振り回されない子
・心の軸がぶれない子
・負けん気がある子
・思いやりがある子
・努力家の子
・まじめな子
こんな子っていいと思いませんか?
私はどうしたら、
こんな子が育つのかを
研究していました。
うまく育っている生徒を見つけては、
その子の親が
どんなことをしているのかを
観察していたんですね。
するとある法則に気がつきました。
【1】ママが自分の人生を楽しんでいること、
やりたいことをやっていること
【2】そして、
【1】で得たエネルギーを
子どもに与えているのです。
ママがただ遊んでいるだけ、
楽しんでいるだけではダメです。
これは私の中の学校経験から
感じたことです。
さらに、もっと詳しい理論を
知りたいと思いました。
私が最初に執筆した本
『魔法のコーチング』を書き上げる時に、
ただ大事なことを羅列する本は
イヤでした。
だれでも書ける
寄せ集め的な本には
したくありませんでした。
本は一回出版されると
著者の手を離れて
ひとり歩きします。
だから、責任がもてる本、
子育てに困っている人が役に立つ本、
買ってよかったと思える
価値がある本を作りたいと思いました。
そしたらね、
「ココロ貯金」という方法を
思いつきました。
子どもは
「ココロ貯金」が貯まると
やる気と自信がある
子どもに育ちます。
でもね、
ココロ貯金が
ダダもれになる時があるんです。
それは、ママが子どもに
感情をぶちまける言い方をする時です。
それでは子どもは、
自分が大事にされているとは感じません。
とはいえ、
子どもを怒鳴らないママはいませんよね。
じゃあいったい
どうしたらいいのでしょうか???
そこをクリアしないと、
子どもは変わっていきませんからね。
怒ることをガマンするだけではいけません。
ガマンは必ずいつか爆発します。
そして、ガマンは体に悪いです^^
じゃあ、悟りを開く。
これも無理ですよね。
子育て中は、
悟りを開いている場合じゃない。
よく「子どもはほめて育てましょう」と言います。
それは半分当たりで、半分ハズレなんです。
だってね、
子どもがお利口さんだったら、
いくらでもほめられます。
宿題も早い、文字もキレイ、
親のいいつけは守る、
下の子には優しい・・・
これ、ほめることができるパターンです。
こんなお子さんをお持ちのママは、
どうぞ、どうぞ、
お子さんをほめて育ててあげましょう。
でもね、もしも
お子さんがこんな状態だったら、、、
いくらなんでもほめることはできません。
・何回言っても宿題をやらない
・気に入らないとすぐに怒り出す
・いい加減な字しか書かない
・嘘と言い訳のオンパレード
こんな時、子どもをほめようと思っても
「ほめるところはありません!」と
言いたくなります。
でね、さらに子どもの年齢が大きくなると
「ほめるからやる気がなくなった・・・」
「この程度でほめないで・・・・・・・・」
なんて
文句を言うこともあるんです。(´_`。)
となると「子どもをほめる」だけでは、
頭打ちになるんです。
私は、コーチングを本格的に学びました。
私にとったらかなりの高額投資でした。
その高額投資をした中で、
その後に使える
最大級のスキルを
知ることが出来ました。
この方法は、
荒れた中学生にも
十分対応ができるものです。
おそらく、その方法なしで
中学校勤務は
できなかったことと思います。
その方法は、
「認める」「承認」です。
中学校のカウンセラーは、
あちこちの学校に勤務しますので、
じっくりと
生徒と向き合う時間がありません。
行ったら、即仕事ができないとダメなんです。
中学校と言えば、
荒れた反社会的なお子さん、
そして、引きこもりなどの
非社会的なお子さんも多いです。
でもね、このスキルをもっていたので、
私は困ったことがないんです。
本日は、中学2年生の取り扱いを、
お伝えします!
中学校の3年間で、
もっともだらだらするのが、
中学2年生です。
「あ~言えば、こ~言う星人」
「うるさいな~と反抗期星人」
になります。
その割りには、社会的には
まだまだ半人前の所も多くても、
文句だけは一人前の状態です。
その時期を少しでも、
早く脱出するためには・・・
1. 上から目線禁止
多くの場合、親の言うことは正しい。
でも、その「正しさ」をふりかざすと
家庭が荒れます。
そんな時は、「ママ」を主語にして
「ママは、早めに寝た方がいいと思うよ」とか
「ママは、エアコン控えてほしいな」
と「ママ」を主語にして話します。
「そんな程度の言い方では、
子どもはなにも言うことを聞きません!」
というあなた!
大きなカミナリを、
エネルギーをつかって落とすよりも
やんわり「ママ」を主語にして話した方が
あなたが本当に言いたいことが
子どもにまっすぐ伝わります。
それがどうしても難しい時には
きっちり「ココロ貯金」を貯めてください。
2.大人として扱う
「1」と似ています。
自分の子どもではなく
ひとりの大人、一人の人間として話をします。
つまり、こちらが言いたいことは
「お願い口調」で伝えましょう。
「頼むから、早くお風呂に入ってほしいな」
「お願い、先に●●やっておいてほしいな」
って感じです。
強いていうならば
親戚(大人)が家にいる感じです。
それでいいくらいです。
頭ごなしを一番嫌がります。
思春期の親はツライです~
今まではかわいい子どもだったのに、
「なんだか最近生意気になった・・・」
という時期です。
この頃は本当に
面倒臭いお年頃になります。
でもね、それまでの時期
にしっかりとココロ貯金を貯めていれば、
さほど大変な状態にならずに済みますよ。
大事なことは、
子どもが高校を卒業したあとなんです。
子どもが小さい頃は、
比較的親の思いを
しつけに反映させていけます。
たとえば、
「お菓子は手作りで!」とか、
「ゲームは買わない」とかです。
私は、是非その頃までに、
たくさん子どもにココロ貯金を貯めて
欲しいと思います。
ココロ貯金を貯めておくと、
親が必要以上にアレコレと決まりを作らなくても、
子どもは結構親の言うことを聞くようになります。
目に余る暴走も少ないでしょう。
子どもが大きくなってくると、
いくら親が手作りで食事やおやつを作っても、
外では好きなものを食べたり、
ひとり暮らしを始めると
インスタント食品を食べるようにもなりえます。
ゲームもひとり暮らしなんかし始めたら、
もう親の管理は出来なくなります。
ということは、
それまでにある程度子どもの自制心を
育てておく必要があるわけです。
子どもは、いつかは
親の目の届かなくなるところに行きますからね。
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