わが子を片付け名人…
じつは、子どもは片付けが出来ていないと気持ちが悪いとは思いません。
「困っているのは、親ばかりなり」です。残念ながら。
じつは、片付けを子どもがひとりで出来るようになる前には段階があります。
それは、ママと一緒に片付けが出来ることです。
ママと子どもが「役割分担」するのもいいですね。
そのステップを踏んだのち、だんだん子どもだけでも片付けが出来るようになります。
とはいえ、多くのママはこのステップを取り組むことなく、「片付けなさい!」と怒鳴ってしまいます。
片付けをしない子どもを5分怒鳴るのであれば、先に5分子どもと一緒に片づけた方が身に付きます。
そして、一番大切なことは・・・「手がら」は、子どもに持たせます。
つまり、たくさんママが手伝ったとしても、
「よーーーく片付けができたね。きれいだね。気持ちがいいね」
と子どもをしっかりほめます。
手がらは、子どもにもたせましょう。
【すべての子育てマ…
私は、子育て相談をお申込みくださったママにはこんなメールを出します。
「ここだけは、知りたいということをご用意くださいね」
お時間に限りがあるので、できるだけ悩みを焦点化していただくようにしています。
こうは書いてお伺いしていますけどね、ママの話がまとまらなくても大丈夫!
いっぱい悩みがありますからね。
どこからでも話していただいて、こっちがどんどんまとめます。
「ここだけは、知りたいということをご用意くださいね」
この質問を投げかけると・・・
多くのママは、一生懸命に何が一番の悩みかを考えられます。
兄弟げんか!
文句が多い!
自分勝手!
宿題をしない!
幼稚園を行き渋る!
でもね、ここでも多くのママがおっしゃることに
一番困っていることは、ジブンのこと、と言われます。
頭では、子どもにするべきことがわかっているけれど、それができないジブンがいる。
「わかる」と「できる」は違う。
そんな自分に嫌気がさす。
無力感でいっぱいになる。
自信がもてない。
つまり、子育ての悩みは、母自身の悩みとも言えるのですね。
子どもをもつと、時間の余裕がなくなります。
体力の余裕もなくなります。
頑張る気力もなくなります。
リフレッシュも時間もなくなります。
はっきり言って!
「ない、ない」づくめです。
となると、ひとりの人間としてかなり素がでるわけです。
かなり、悪い状態が露出します。
今まであまり怒らなかったひとが、怒ってばかりになるわけです。
そのあたりが、母にとって、もっともつらいことなのです。
コレ!「お母さん」をやっていない人には、わかりにくいところなんですね。
だから、「お母さんが、そんなことだからダメ」って簡単に言うのです。
先日、子育て相談を受けられたママさんもそのようなことをおしゃっていました。
母親の悩みは、コーチングだけでは解決できない。と。
ママの自信を回復させ、心の余裕を取り戻さなくては、
「聞き方」「話し方」のレッスンだけでは追いつきません。
ちなみに、私は
「子育て電話相談」の中で、ママ自身の自信回復を心がけています。
あの手、この手、奥の手。
すぐ使える!自信の…
これは、あるクライアント様の話です。
A課長は、会社で自分の部署の部下との関係作りがなかなかうまくいかずに困っていました。
そこでまずは、
部下を変えるのではなく、
A課長の【言葉かけ】を変化させてみました。
【名前】+【おはよう!】を毎朝実行していったのです。
A課長は、部下にあいさつするときに、必ず名前を呼んでからあいさつをすることにしました。
それまでPCの画面を見ながらあいさつをしていた人も顔を上げて「おはようございます」と
言葉を返すということに気が付きました。
ほめることがないという前に、今出来る「承認」をしていきませんか。
人間関係は
こちらの対応が変われば必然的に、相手の行動が変わります。
「人間関係のハンドル」を自分でもつと相手に振り回されずに、今よりもラクになります。
【すぐできる!】伸…
お母さんは、子どもと一緒の時間がとても長いので、その分子どもの欠点もよくわかります。
例えば、いつも小さい声で話をする子どもがいるとしましょう。
そんな時、お母さんは子どもに
「もっと大きな声で話しなさい」
「あなたは、いつも声が小さい」
「小さい声だと誰もわからないよ」
「自分が損をするのよ」
って正論を言いたくなります。
はい、全部ごもっともです。
でもね、、、子どもは本当のことを言われたからと言って、大きな声になるわけではありません。
多くの場合は、「もっと大きな声を出しなさい」と言われると、かえって声が小さくなります。
そして、「私は声が小さい子」と植え付けることになります。
心の中に「私は声が小さい子」と入力して、最後に「ENTER」を押すようなものです。
つまり、お母さんの言葉で、子どもの認識を「確定」させてしまいます。
もしも、そんな時には、本当のことは言わなくてOKです。
それよりも、もっと根本的にすることがあります。
こんな場合は、お母さんが子どもよりもたくさん話しすぎていないでしょうか?
じつは、お母さんの方がたくさん話してしまうと、子どもは、自信を感じられません。
子どもの話の聴き方が変わると、子どもは人格まで変わりますよ。
子育てほどやりがいのあるものはありません。
「子どもがかわいそ…
子どもを怒り過ぎると・・・
「ママは、自分のことを嫌っている」と勘違いをしたり
「どうせ、ダメな子」と自信をなくしたり
しがちです。
とはいえ、お怒りをゼロにするのは、ちょっと待ってください。
一気になくそうとしても、なかなかゼロにならないために
結果的に爆発しやすいです。
まずは、
1日 10回雷を落としているとしたら・・・・
それを7回にしませんか?
そして、
3回も減らせた自分に、大きなマルをあげます!!
↑
これがコツです。自分をほめます。
まだ、「できていない部分」は、そのままにしておきます。
そこをあえて、意識しないんです。
そうすると、「できない部分」にエサをやらないことになるので
いつかは枯れて、弱っていきます。
意識すると
エサをやることになるので、そこが太ります、大きくなります。
ますます、変わりません。
7回に減れば、いつかは5回になります。
5回になれば、そのうち3回になります。
3回になれば、気がつくと・・・・
1日 1回だったりします。
【スモールステップ】が怒らないママへの一番の近道です。
【褒めるよりもカン…
さて、子どもを褒めるよりもはるかに多くできることは、子どもの話を聞くことです。
この話の聞き方を変えるだけで、ホント子どもは格段に違ってきます。
なぜって、子どもの話を聞くことは、子どもの存在そのものを認めることだからです。
子どもは自分の存在を認められると、それだけで心が安定して、さらに本来もっている能力を発揮することができます。
「うんうん」
「へ~」
「ほ~」
「なるほどね」
「それで?」
とちゃんとうなずいてあいづちをして聞きます。
ママの聞き方がよくなると子どもは、もっとたくさん話をするようになります。
目安は、ママの話:子どもの話=2:8です。
これが逆転すると、子どもがママの聞き役になってしまいます。
成長させたいのは、子どもですよね。
つい、自分がしゃべってしまうというママは、日々レッスンだと思ってみてくださいね。
最初は、あれこれと教えたいと思い、長々しゃべるかもしれませんが、2~3か月で聞き上手になってきますよ。
そんな意味もあって、私の電話相談は3か月をめどにお願いしています。
自分が変わるとママに自信がわきますよ。
どうしたらきょうだ…
私の子育て相談を受けられる方のほとんどが第一子またはひとりっこさんのご相談です。
およそ、95%の方と言えます。
ということは、ほとんどの方がひとり目の子育てで戸惑っています。
実際に手がかかるのは下の子どもですけどね、「心配のタネ」が最初の子どもってところです。
そして、一般的には、ひとり目の子どもは、しっかりした子どもに育てたいという気持ちから、しめ気味になり、二人目は忙しすぎてしめられなくなります。
ビール樽と同じで、場所によってしめ方が違ってきます。
そのため、ひとり目の時には怒られたことが、二人目の時には怒られないなんてことも出てきます。
「出来て欲しい」という上の子、「出来なくても仕方がない」下の子ってところです。
おのずと、お母さんの要求水準(心のハードル)の高さが違ってきます。
案外、お母さんが、当たり前と思ってやっていることの中に、子どもの不満足感・不平等感が潜んでおります。
素直で優しい子を育…
子どもの年齢は、ひとつ、ふたつ、みっつ・・・七つ、八つ、九つ
と最後に「つ」がつきます。
10才からは、11才、12才、13才と「つ」はつきません。
この「つ」は、包むの「つ」です。
『九つまでは、包んで育てなさい』ということです。
●「包む」というのは、もう大きくなったからといって手放しにしないということ。
●「言葉」や「行動」で愛情を伝えるということです。
九つまでに、下の子どもが生まれたり体が大きくなったりするでしょう。
でも、子どもが必要としたときは気持ちよく抱っこやおんぶをしていきます。
添い寝や頭をなでることも心が安心する行動です。
九つまでしっかりと包んで大きくする方が
後でしっかりとした子どもになります。
コツは、子どもが欲しがる間は
愛情の伝わる言葉やスキンシップを与え続けることです。
子育て電話相談で東がお伝えすることは、
いかに子どもにママの愛情を伝えていくのかということです。
親御さんの言うことは、ほとんどの場合、正しいのです。
しかし、
「あなたは、いつも・・・」
「いい加減にしなさい・・・」
とガミガミ・クドクド・ネチネチと言われると子どものココロ貯金は目減りします。
・・・というと、次にママから出てくる言葉は
「では、放っておくといいのですか?」
とたいてい言われます。
でもね、
そのまま放っておくとかなり確実に状況は悪化します。
放っておくのではなく、
子どもがおやんちゃを言っていない【普通】の時に
「目に見えたこと」を言葉に伝えていきます。
・「今日は冷えたね」
・「ご飯終わったね」
・「よく寝たみたいだね」
・「宿題たくさんあるね」
・「難しい漢字習うのね」
・「たくさん食べたね」
・「たくさん遊んだね」
・「手、洗ったのね」
簡単な言葉ですが、実は子どもをよく見ていないと言えません。
だから、この言葉は
あなたに関心を寄せています、
大事だと思っていますと伝わります。
コーチングでいう【存在承認】というものです。
もちろん、小さいお子さんは抱っこ・添い寝。頭をなでる
「大好き」「味方よ」「応援しているよ」
と魔法の言葉を言うといいです。