私は、子育て相談をお申込みくださったママにはこんなメールを出します。
「ここだけは、知りたいということをご用意くださいね」
お時間に限りがあるので、できるだけ悩みを焦点化していただくようにしています。
こうは書いてお伺いしていますけどね、ママの話がまとまらなくても大丈夫!
いっぱい悩みがありますからね。
どこからでも話していただいて、こっちがどんどんまとめます。
「ここだけは、知りたいということをご用意くださいね」
この質問を投げかけると・・・
多くのママは、一生懸命に何が一番の悩みかを考えられます。
兄弟げんか!
文句が多い!
自分勝手!
宿題をしない!
幼稚園を行き渋る!
でもね、ここでも多くのママがおっしゃることに
一番困っていることは、ジブンのこと、と言われます。
頭では、子どもにするべきことがわかっているけれど、それができないジブンがいる。
「わかる」と「できる」は違う。
そんな自分に嫌気がさす。
無力感でいっぱいになる。
自信がもてない。
つまり、子育ての悩みは、母自身の悩みとも言えるのですね。
子どもをもつと、時間の余裕がなくなります。
体力の余裕もなくなります。
頑張る気力もなくなります。
リフレッシュも時間もなくなります。
はっきり言って!
「ない、ない」づくめです。
となると、ひとりの人間としてかなり素がでるわけです。
かなり、悪い状態が露出します。
今まであまり怒らなかったひとが、怒ってばかりになるわけです。
そのあたりが、母にとって、もっともつらいことなのです。
コレ!「お母さん」をやっていない人には、わかりにくいところなんですね。
だから、「お母さんが、そんなことだからダメ」って簡単に言うのです。
先日、子育て相談を受けられたママさんもそのようなことをおしゃっていました。
母親の悩みは、コーチングだけでは解決できない。と。
ママの自信を回復させ、心の余裕を取り戻さなくては、
「聞き方」「話し方」のレッスンだけでは追いつきません。
ちなみに、私は
「子育て電話相談」の中で、ママ自身の自信回復を心がけています。
あの手、この手、奥の手。