【不登校】学校に行…
お母さんの育て方が悪いから、
子どもが登校を渋るわけではないと私は思います。
でも、多くのお母さんは、一番最初に
「私が悪いのかな」と思ってしまいます。
長い間、お母さんは子どもに関わっていて、影響を与えているので
「一番悪いのは、わたしかな」と自分自身を責めてしまいます。
人は自分を責めると、自分のエネルギーがどんどん消耗してしまいます。
そうすると、今度は子どもへ向かうエネルギーが減ってしまうのです。
まずは、お母さん自身が自分のせいとは思わないでください。
お母さんの「母」という漢字をじーっとよく見てみてください。
バランスのとりづらい字なのです。
小学生でもキレイに書けない字なんですよ。
お母さんそのものが漢字だけではなくて、
不安定になりやすいひととも言えます。
漢字もアンバランスでグラグラしようですよね。
お母さんもグラグラ揺れやすいのです。
パートナーであるお父さんがいたとしても
お父さん自身が自分の育て方が悪いから、
不登校になったと考える方をいまだかつて、
1回も聞いたことがありません。
でもね、お母さんが自分のせいで、ていうのは
ごまんと聞いたことがあるのです。
不登校になるのは、お母さんのせいではないですよ。
なので、自分を責めないでくださいね。
お子さんが学校への登校を渋ったり、不登校になると
先生と直接お話することが
グッと増えてくることが多いですよね。
そんなときの枕詞があります。枕詞とは、最初に言うことばです。
これは、不登校さんに関係なく、すべての先生への
コミュニケーション術の基本のキという感じです。
「いつもお世話になっております。」
と直接お話するときはもちろん、
なにか書類で連絡をするときも使ってみましょう。
それか「いつもお世話になっております。ありがとうございます。」もいいですよ。
これらの言葉で始めると、先生とのドアが開いた感じになります。
ちょっとした一言で、先生もキモチが開いてくると思いますよ。
先生と話すときに、話を始める前に
「いつもお世話になっております。ありがとうございます。」
と言ってから、かくかくしかじか・・・とお話をすることで
先生とのドアが開いて、お話がしやすくなります(^^)
お母さんってみんないいひとなんですよね。
不登校や行き渋りが自分のせい、自分の育て方が悪いからだと考えてしまいます。
実は、これって、お父さんやおばあちゃんなどに言われたりする
お母さんもいらっしゃいます。
わたしは、全くそうだと思っていません。
ただ、周りのひとに言われやすいかも。
それで、お母さんとっても傷つくので、
そんなときにこう思うといいよねと言う事があります。
「お母さんのせいで」という人は、その責任をとってくれません。
お母さんをただ、傷つけるだけの人です。
お母さんのサポートをしてくれないし
ただ傷つけるだけの人の発言に負担感を感じるって
ちょっと残念な気分かなと思うんですよ。
お母さんが子どもと一緒に今日から、
できることを一個でも二個でもいいからやっていきましょう。
お母さんは、子どもより人生経験が豊富なので、
親の立場から、今の現状よりよくなってもらいたいから
「こんな事をしていたら、この先自分が困るよ」
「この先、長く休めば、休むほど行きづらくなるよ」
と言ってしまいます。
これは、親としての立場や目線で話している訳ですよね。
子どもを理解する事から考えると、今いちど親の立場を下りて、
子どもの立場に自分がなったとしたら、どんな気持ちなんだろう。
とちょっとだけ、考えてみてください。
大人も、三日間風邪で休んで、四日目に行こうとなった場合
行きづらいですよね。
長い間学校に行っていないと、子どもは、もっと行きづらいと思います。
余計、神経質になっちゃうかもしれませんよね。
人からどう見られるか気になってしまう、など
なにかしらの理由があります。
お母さんが子どもの立場になって、考えてみたときに
「お母さんはこう思うよ」と言わなくても大丈夫です。
それが、お母さんの優しさとなって、子どもに伝わると思うんですよね。
学校へ行っていない多くの子どもは
家であまり勉強をしないんですよね。
お母さんは、学校へ行かないのはいいけど
じゃあ、家で勉強しなさいとよく言います。
もちろん、子どもの勉強の遅れ、気になりますよね。
学校の時間割通りに家で勉強させるのも、ほぼ無理です。
集団だから、子どもができるのです。家で学校のように長時間、勉強できないのです。
まず、なかなか家庭学習は進まないことを
抑えておいてください。
子どもに紙と鉛筆を持たせるのではなく、
「やりやすい、取りかかりやすい教材」をこの機会に進めやすいものを
ちょっと探してみてはいかかでしょうか。
インターネットを使った学習教材、学習アプリなどが
あると思います。
家でひとりでやる学習なので、厳しい学習は子どもはできなくなります。
先生には、「やりたくない」とは言えないけど、お母さんには
「やりたくない」と言っちゃうんです。
なので、学校と同じことを家で行うのは非常に難しいです。
少し、子どもがやりやすい内容や教材をこの機会に
子どもと一緒に探すのもいいですし、お母さんが探すのもいいですよ。
量は、少ない方がいいと私は思います。
子どもが取りかかりやすい学習教材は何かな?と
探す機会にしてくだされば幸いです。
両輪の一つ目は、子ども自身の
メンタルヘルスの安定がとっても大切です。
お子さんの自己肯定感が高いこと
ココロ貯金が貯まっている状態であることが重要です。
もう一つは、学校の受け入れ態勢です。
学校の先生が優しく対応してくれるかどうか
先生が、受け入れ態勢をきちんと整えてくれているか
で変わってきます。
そうしていると、クラスの子ども達にも先生の姿勢が伝わります。
先生が登校していない子をどんなふうにとらえているか
考えているかはクラスの子どもに伝わっていきます。
「登校していない子もクラスの一員なんだよ」
と先生が、常日頃言っていると、子どもたちは
先生の影響を受け、クラスの仲間意識はついてきて
受け入れ態勢が整うことにつながります。
子どものココロ貯金がしっかり貯まっていること
受け入れる学校やクラスが安定、ウェルカムな状態であること
この両方が両輪になって、登校が促進されていきます。
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