私の子育て電話相談では、
感覚過敏のお子さんをお持ちのママも多いです。
この「感覚過敏」というのは、目に見えないものなので、
親からも先生からもわかりにくいのです。
「感覚過敏」と言うと、
「アトピー?」「肌が弱いの?」「アレルギー?」
と思われる方も多いかもしれません。
「感覚過敏(過剰反応性)」とは、
光や音などをはじめとする特定の刺激を
過剰に受け取ってしまう状態のことを指します。
逆に、刺激に対する反応が低くなることを
「感覚の鈍感さ(鈍麻・低反応性)」といいます。
どちらも感覚のはたらきに偏りがあることが原因です。
また、ひとりのお子さんの中で「この部分は過敏」だけれど、
「この部分は鈍感」ということもあります。
たとえば・・・
「触覚」について敏感なお子さんは、
皮膚に触れる刺激を過剰に感じて不快感が生じます。
触ることができないものとしては、のりやねんど、スライムなどのぬるぬる、
べたべたするものや、たわし、毛糸、洋服のタグが代表として挙げられます。
また、注射やケガなど痛みを過剰に嫌がります。
親からしたら・・・
「ちょっとおおげさ!」と言いたくなります。
また、「シャワーは皮膚に突き刺さる」という子もいます。
逆に鈍感なお子さんは、痛みや温度に鈍感です。
そのため、ケガの手当てが遅れたり、
季節外れの服装をして体調を壊すなんてことがあります。
昔、カウンセラーで入った中学校の生徒は授業中に壁に手を打ち付けた時骨折。
しかし、痛みに鈍感な子は、ガマン出来てしまい、本人も先生に何も言いませんでした。
そのため、先生の対応が遅く、私が生徒の代弁をして病院に送ったことがあります。
この子は、少しだけ顔をしかめていました。そこを私が察知しました。
「聴覚」が過敏なお子さんは、
自分が聴きたい音だけを選択することができません。
そのため、集団や人混みで疲れます。
学校も幼稚園も集団ですからね、それだけで負担感が大きいです。
学校でよくあることとして、周囲のちょっとした音も聴けてしまうため、
窓の外が気になり離席をしたり、隣の子の話に食い入って聴いてしまい
先生からは『よそ見をしている』と怒られてしまいます。
人は、自分の感覚がすべての人に共通していると思いますが、それが違うわけです。
また、音に敏感なお子さんは、それを回避したいので、
耳をふさいだり、机の下にもぐったり、ロッカーに頭を突っ込んだり、
カーテンにくるまったりします。
その他、「味覚」に敏感なお子さんは、
食べ物の好き嫌いが極端に多いです。
というか・・・食べられるものが少ないです。
でも、親は好き嫌いをなくさせたいと思い、つい厳しくしてしまい、
結果的に行き渋りにつながることもあります。
逆に、味覚に鈍感なお子さんは、
食べてはいけないもの(ゴミなど)を口に入れることがあり、
それはそれで不衛生なんですね。
私は、ドクターではありませんが、
「このお子さんは感覚が過敏なのかもしれない」と思った時には、
【仮に感覚が過敏なお子さんだとしたら】
「親は何をしたらいいのか?」をお伝えしています。
勉強だけは拒否権がありません。
好きでも嫌いでもやらないといけないんです。
でもね、子どもは先の見通しが悪いので、
「今がよければ、それでいい」と思っている節があります(汗)
そのため、単に「頑張りなさい」というのではなく、
子どもに「どんな声をかけるか」が重要です。
親の声かけ次第で、子どものやる気は大きく変わります!!
ただね、子どもとの「心理的距離」と言いますが、親子関係がどうかが大事です。
でないとせっかくお母さんが「声かけ」をしても子供がうるさがります。
つまりは、子どもの情緒を安定させたいです。
「怒り」や「不安感」でいっぱいの子どもは勉強もやりませんからね。
なによりも、先に、子どものココロ貯金を貯めたいわけです。
ココロ貯金は、ママの愛情を具体的に伝えることで、
やる気の大元の自己肯定感が高められます。
これが貯まると自動的に子供のやる気が出てきます。
ただ、この貯金箱、、、若干大きさに差があります。
すぐに満タンになる小さい貯金箱サイズの子もいれば、
賽銭箱のようにでっかい子もいます。
いわゆる手がかかる子は、賽銭箱タイプの可能性があります。
まあ、親を鍛えるために生まれてきた有難い子(汗)
なので、「勉強をする、しない」ではなく、
根本的に子供が自分自身のことが好きか?
自信があるか?やる気があるか?が大事なんですね。
そうでないと、、、
「勉強はするけれど、自信がない子」に育ちます。
そんな場合は、子どもも親もこの先悩みが尽きません。
お子さんが幼稚園に入園されたママ
そして、年中・年長のママさん!
少しだけ、お仕事したいと思いませんか?
でもな~・・・
まだまだ、子どもの病気が減らないし
代休や行事が結構多くとても、仕事なんて・・・・・
今日は、そんなママにオススメ記事です。
私は、下の子が幼稚園に入園したら・・・
すぐに放送大学で心理学の勉強を始めました。
この時期は、働きたいけれど、まだまだ
子どもに手がかかります。
昼間、子どもが家にいない時間が確かにあるけれど
働きに出るほどの時間もない、
この時期は資格取得などの勉強のやり時だと思うのです。
この期間に、仕事再開のベースを作っておきましょう。
本当は、あなたはどんな仕事をしたいですか?
どうせするのであれば
年齢を重ねても、やりがいがある仕事がおすすめです。
だって、家庭があると
仕事を辞める理由は山のようにあります。
子どものこと
夫が反対する
親の世話
などなど・・・
ということは、本当にやりたいと思うことでないと
続かない可能性が高いです。
また、必ず、オバチャンになります。
20代のような若さをウリにした仕事選択も無理があります。
ちなみに放送大学は、入学試験はありません。
でも、卒業する人(学士)の割合はなんと、1割です。
いまさら辞めるともったいないので主婦根性で、卒業しました。
しかも、最短の2年間で。
だって、卒業して、早く仕事したかったんだもん!
途中でやめたら、こんな高いカルチャーセンターないわ。
ちなみに、この勉強は
だれもドクターストップをかけてくれません。
心理学を学びながら、病気になるかと思うほど
めちゃ、勉強しました。
家でも授業の放送を見るのですが
子どももつきあわされて、一緒に見たことも多々ありました。
(子どもは勝手に遊んでいる)
つまんなかっただろうね~
心理学の授業だものね。
まあ、あわせて勉強する環境をつくった
ということでいいことにしましょうか。
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