子育ては自分の中のイライラ感情と向きあい、それを軽減させるレッスンなんです。
今まで生きてきた中で最も腹が立つ時期が子育て期です。
一方、こどもは、ママのイライラ・ガミガミがなくなると、ぐぐっと伸びていきます。
では、一体どうしたらいいのでしょうか?
子育てはこのイライラ・ガミガミをいかにして軽減させるのかが最大の課題なんですね。
これは、こどもへのイライラ感情を我慢するわけではありません。
こどもが素直になり、安定しているからこそ、ママの心も安定します。
子育てはイライラすることが多いもの。
イライラしてしまう時は「何を変えたら、イライラしないのだろうか」と考えます。
こどもを変えるのではなく、ママができることをマイナーチェンジさせた方が早い!
「片付けをしない」としたら、
→こどもと一緒に片付けをしてみる
「嫌いなおかずを食べない」としたら、
→こどもが食べられる量に調節する
「何歳だからできるはず・・・」
「今のうちにできてほしい・・・」
そんな気持ちがママのイライラガミガミの火元かもしれません。
子育てママは、朝から晩までお休みがない子育てで疲労困憊してしまいます。
すると、ちょっとしたこどものワガママを許せなくなってしまいます。
ということは、こどもを変えることに全力投球するよりも、
自分のメンタルヘルスを整えることに時間を使う方がいいです。
・あなたは、何をすると心が落ち着きますか?
・家の中でできることは何ですか?
・こどもが寝たあとに何をしますか?
子育ては、忙しい中でいかにして自分のメンタルヘルスを整えるかのレッスンです♪
幼稚園に通うまでは、ママとこどものペースでやってこれたけど
幼稚園に入ってから毎朝、ガミガミでスタートしている・・・
そんなことはないですか?
「朝は、怒らない方がいい」
とは、頭ではわかっています。
でもね・・・
「こども起きないんです・・・」(>_<)
「いつまでも、ダラダラとしているんです・・・」(iДi)
だから
雷を落として動かしています。
「でも、本当にこれでいいのか?」
「いや、まずいのではないか?」
こんなお気持ちから、東の子育て相談をスタートされるママは実は多いのです。
もしも、あなたに思い当たるふしがあれば、きっと役に立ちます。
朝から兄弟ゲンカが絶えない
いつまでもテレビの前から離れない
幼稚園バスの時間とは関係なくダラダラと支度をする
その状態って、やっぱりキツイですよね(>_<)
なんとかしたいと思うもの。
どうして、起きるのかというと・・・・
1.こどもが自分から幼稚園に行こう!と思うエネルギーが少ない
についての対策です。
これは、朝の機嫌が悪い状態を少しでもマイルドにする方法で
要は、自分から動く子にするためには、
エネルギーがしっかりとある子にしておくことが前提になります。
いくら、コーチングを駆使しても、こどものエネルギーが減退していては
エンストの車を後ろから押すようなもの。
つまり!
はじめにガソリンを入れておかないといけないのです。
ではでは、
基本の3つのパターンをご紹介しますね。
1,早く寝かしつける
朝、こどもが気持ちよく起きるためには、当然夜の過ごし方が影響します。
「こどもの寝起きが悪いな」と感じたら、まずママが出来ることは
早めに寝かしつけること。
当たり前のことのようですが、基本中の基本です。
私の子育てでも、まず最初にこれを試みます。
2,こどものそばに行って起こす
朝の忙しい時間は、遠く離れた台所からから、声がけをしがちです。
まずは、こどものそばに行ってから声をかけます。
この時間にぐずるのは、単に眠いからです。
怒鳴るとかえって、
ママに否定された気持ちになってしまい、
さらに寝起きが悪くなります。
3,ふれあいで起こす
厳しくしないとクセになるという心配はありません。
眠い時は、誰だって機嫌が悪いものです。
ママのぬくもりを感じられると、こどもが安心します。
せっかく声かけのためにそばに行ったのであれば
そっとこどもに触れてみてください。
肩をゆすったり、
眠そうな子を抱っこしていいのです。
そのままリビングまで抱っこしたら
その後、ご機嫌だった東のクライアントさんもいたくらいです。
時間はかかりますが、ママに甘えることで、気持ちよく目を覚まします。
急がばまわれです。
どうでしょうか?
朝の雷状態がなくなれば、ママの気分もよくなりこどももご機嫌なことでしょう。
こどもはみんな違うので
これさえすれば、絶対に大丈夫というのはありません。
だぶん・・・
だからこそ、
今まで効果がなかったのであれば
わが家流の方法をあみだしてみませんか?
こどもの様子が変わるとうれしいですよ!
その試行錯誤が、子育てかもしれません。
応援しています!
2. こどもには、時間の概念がない
についてです。
大人は、出かける時には
その時間から逆算して、準備をしますよね。
でも、ウチの子は
いつまでもだらだらご飯を食べている
テレビの前から離れようとしない
突然、おもちゃで遊び始めた!!
こんなことはないでしょうか。
なんとかしたいですよね。
こどもは、おなかがへった、眠い、遊びたいと極めて単純な構造のもとに動いています。
結構動物的です。
とはいえ、
幼稚園に入るとバスの時間
学校に入ると登校時間を
守らないといけなくなりますよね。
昨日の方法で、ココロが安定してきたら
次にすることは
①朝の時間をこどもと決める
②年長組以降でしたら、こどもが大きい紙に書いて貼る
③「そろそろ時間だよ~」と早めに声をかける
④着替えなどは、数を数えてみる
⑤ママと競争する
ちょっと平凡でしたね
でも、昨日のココロの安定があればかなり
こどもの動きが変わる ・・・・はず
④着替えなどは、数を数える についてのご提案です。
こどもは、放っておかれると結構ぼ~~~とします
時間の概念がありませんから正直、困っていないのです。
困っているのは・・・いつもママです。
だから、短いスパンで声をかけます。
たとえば
ママ:「何秒くらいで着替えられるかな?」
「100秒はかかると思うよ」 (多めの時間を言う)
こども:「もっと早くできるわ!!10秒!」
(ここで子どもはかなり無理な数字をいいがち)
ママ:「え~!!10秒???」 (ここで驚く・・・ふり)(・・。)ゞ
「じゃあ、見ておくわね」 (ママが見ておくことで行動が加速します)
「10、9、8、7、・・・・・・・」 (目標ができます)
(最後はゆ~っくり数えて、本人が言った数の中で完了するようにする)
こども:着替え完了★
ママ:「え~!?もっとかかると思ったわ~、早っ!」
この手は、元気で行動的なお子さんほどウマくいく可能性大です。
お試しください。
わたしは、コレで育てました(・・。)ゞ
夕方は、子どもが機嫌が悪くなったり
ママは夕食の準備や習い事の送り迎えがあったりして、
子育てママにはツライ時間帯です。
朝の2時間に加えて夕方の2時間は、
どこの家庭でもバタバタすることでしょう。
こどもの機嫌が悪いのは、
「空腹」
「疲れ」
「眠い」
「甘えたい」
のどれかが多いと思います。
こどもがふたり以上の場合には、
さらにそれぞれのこどもがそれぞれの理由で機嫌が悪くなりがちです。
私も幼い2人の子育てをしている時に、
上のこどもは疲れて眠い、
下のこどもは外遊びをしたいなど
ママの努力ではコントロールできないこと
があることを知りました。
では、ママがコントロールできることは何でしょうか。
それは
「夕方に家事が集中しないようにする。」
ということです。
私の周囲で、夕方ラクそうに見えるママは、
それぞれ時間の使い方に工夫がみられました。
・洗濯物は時間に関係なく、乾いたらすぐに取り込む。
「夕食づくり」+「洗濯物の片づけ」+「機嫌の悪い子どもの世話」では、誰だってイライラします。
洗濯物だけでも早めに片づけてしまいましょう。
・昼食の片づけの後に、合わせて夕飯の下準備をする。
炊飯器のスイッチをセットするだけでも心が軽くなります。
要は「どこの時間帯」で作業をするかです。
夕方の「心の余裕」のためには、こどもが満腹の時にこそ、
時間限定で先どりで準備をしてはどうでしょうか。