人はね、だれでも「自分の専門家」
つまり、自分のことが一番よくわかります。
だから、子育てをしている自分のアラも100%お見通しです。
でもね、、、
案外、講座に参加してみると、他の人ともよく似た悩みだったりする
わけです。
同じ「子育て」ですから、自分に起きていることは、大なり小なり、
他の人にも起きています。
とはいえ、露骨に他の人に言わないこともありますので、、、、
自分だけ起こっていると思います。
それが!
みんなが講座に集まると、「私だけではない」とわかります。
それだけでも、閉塞感は格段に小さくなるんです。
子育ては、子どもではなく「親の課題」があります。
子どもはね、ママの「時間の使い方」や「物の考え方」を変えるチャンスを
体を張って教えてくれます。
だから、子どもが悪いではなく、ママの考え方をシフトすると・・・
結果として、子どもは変わります。
子どもを変えようと思うとツボにはまります。
子どもは、元来もっている気質があります。
弁護士になるかペテン師になるかの違いについては、昨日書きました。
さて、今日は不思議ちゃんになるか、変わっている子になるかの違いです。
子どもの中には、場の空気が読みにくかったり、相手の気持ちを共感
しにくい子どもがいます。
それはね、親の育て方に関係なく、元来の気質によるところが多いのです。
同じママが育てていても、きょうだいの性質が全員違いますよね。
上の子は、相手の気持ちを察することができるけど、下の子は何回親が
怒っても相手が嫌がることを平気な顔ですることがあります。
それは、子どものもっている「共感力」のちがいなんですね。
「相手の気持ちを考えなさい」と言っても、そもそもそれが苦手な子どもは、
正直言って「相手の気持ちがわからない」ところがあります。
さて、そんなタイプのお子さんが社会的に適応するか否かの境目は、
ココロ貯金の貯まり具合の差です。
ココロ貯金は、ママの愛情が上手に伝わるとママの愛情貯金が貯まるので、
やる気と自信の大元である自己肯定感が高まります。
元来の子どもの気質はあるのですが、この自己肯定感の違いのよって
子どもの社会的適応能力も大きく違います。
こんなタイプのお子さんにしっかりココロ貯金が貯まっていると、
ちょっと変わったタイプの「不思議ちゃん」って感じで好意的に見られます。
仲間からも愛されキャラとしてつきあえるので、仲間外れにもなりません。
一方、ココロ貯金が貯まっていない場合は、単なる「変な子」と思われて、
社会的な適応もイマイチなのです。
つまり、ママの関わり次第で、好意的な「不思議ちゃん」になるか、
「変な子」になるかが違ってきます。
子どもってどこまでも変わるんですよ。
以前のライブドアニュースにて、こんな記事がありました。
「一匹狼で孤立・・・甘やかされた子どもに共通して現れる特徴4つ」
▼その甘やかされて育った子どもはこんな特徴だそうです。
■特徴1:無気力で怒りっぽい
■特徴2:反抗的で当たり散らす
■特徴3:自分の不幸を人のせいにする
■特徴4:一匹狼で孤立している
さて、あなたはこの記事でどんなことを思いますか?
「ひょっとしてコレうちの子かも?」って思うでしょうか。
ソレ、マズイですよ。
ここで大事なことは、「甘やかす」と「甘えさせる」は大きく違う
ということ。
「甘やかす」とは、自分で本来できることを、子どもが「やって~」と
言っていないにも関わらず、親が待つことが出来ずに先回りして
やってしまうこと。
これは、子どもが自分でやるチャンスを奪うのでダメなんですね。
一方、「甘えさせる」とは、子どもにママの愛情を使えることなんです。
抱っこも、おんぶも、ハグもOK!
いっぱい話を聴いたり、承認したり、コレぜーんぶ子どもの心にママの
愛情貯金がチャリンチャリンと貯まります。
そうするとね、『ボクは、ママに愛されている』と伝わるのね。
ここがうまく伝わっていると、心が安定した意欲的な子どもになります。
また、少々嫌なことがあってもそれを人のせいにすることはありません。
する必要がないのです。
まあ、そもそもそんなにイライラしません。
ではね、先ほどのココ
■特徴1:無気力で怒りっぽい
コレどうして、無気力で怒るっぽくなるのでしょうか?
無気力で怒りっぽい…この状態から逆算するとですね、、、
ママからの愛情が上手に伝わっていないのね。この場合のお子さんは。
それでね、人間そんなに器用じゃないのでね、「甘やかす」をいっぱい
やりながら、かたや「甘えさせる」も十分やるって、そんなにデキル
ものじゃないのね。
だから、「甘やかす」をいっぱいしている人は、子どもに自分の愛情が
十分伝わっていない可能性が極めて高い。
その他の3つ
■特徴2:反抗的で当たり散らす
■特徴3:自分の不幸を人のせいにする
■特徴4:一匹狼で孤立している
これもね、心が安定していれば、さほど問題ではなくなります。
■特徴4の「一匹狼」って、ネガティブな感じがしますけど、ママの愛情が
うまく伝わっている子どもは、おなじ「ひとり」でも、「孤立」ではなく、
「自分の世界」「自分の時間」を大事にする子どもになります。
ねっ、全然雰囲気が違ってくるでしょ。
ただ単に「ひとりが好きって」いうだけなので、友達とも必要があれば
一緒に活動することが出来ます。
つまりね、子どもも大人もみんな生まれもっての性質、気質があります。
ひとりのママがふたりの子どもを育てても、そのふたりの子どもの性格は
全く違うわけです。
子どもはひとりひとりみんな違っていて、顔も声も体格も全部違うわけ。
寸分違わない全く同じ顔の人間はいないですからね。
だから、性格も全員違うんです。
でね、そこは、親が変えられないところ。
えええ~、変えられないの!?と諦めることなかれ。
、、、ここからが超大事♪
ママの愛情が上手に伝わっていると、子どもの悪い部分が目立たなく
なります。
それでね、いい部分はどんどん目立ってくるんです。
たとえば、よくおしゃべりをする子がいるとしましょう。
心が安定して、ママの愛情が十分伝わっていると、その子はその言葉の
能力を世のため人のために使います。
そうして「弁護士タイプ」の子どもになります。
一方、心が不安定だけれど、よくおしゃべりする子どもはどうなるか・・・
というと、その言葉の能力を駆使して「ペテン師タイプ」になるわけね。
つまり、元々持っている気質を世のため人のために使う子どもと、
迷惑な子どもになる違いはね、子どもの自己肯定感の違いなんですね。
では、どうやって自己肯定感を高めるといいのかって?
それわね、子どもの話をよく聴いて、たくさん体に触れて、承認していると
ママのもっている子どもへの愛憎が伝わります。
その愛情貯金のことを、わたしはココロ貯金と呼んでいます。
ココロ貯金が貯まると、子どものよい面をググッと引き出すことが出来て、
自己肯定感がうなぎ上りに高くなります。
どの子育て本にも「子どもを怒ってはいけません」と書かれています。
でもね、、、、
そんなの無理です。
とりあえず、私は無理でした。
でね、子どもは親の怒りの地雷を上手に探して踏んでくれます。
「ココだけはやめて!」ということを積極的にやってくれますね><
だから、母はつらくて仕方がないのです。
じつは、「感情を変える」ことは非常に難しいです。
勝手に怒り感情が湧いてきますからね。
とはいえ、やる気がある子を育てるために、ここは非常に大事なところなので、
私は「子育て心理学のマスター講座」でお伝えしています。
うちのインストラクター、カウンセラーが子育てに余裕をもって
取り組めているのは、この「マスター講座」を受講しているからでは
と思うくらいです。
でもね、、、
「遠方から行けません」「子どもを預かってくれる人がいません」という方も
多いです。
そこで、家の中でママのぺースでご覧いただけるものをご用意しました。