子どもをほめて育てたい。
そう思っていても、ほめるよりは怒る回数が多くなることはありませんか。
子どもってほめようと思っていても、すぐに気になる行動をしてしまいがちです。
そのため、結果的にママが子どもにガミガミという回数の方が多くなってしまいます。
コーチングでは、「ほめる」のではなく、そのままを「承認」していきます。
「ほめる」とは、何かが出来た時にその行動を認める言葉。
「承認」は、その「ほめる」も含めて、存在そのものを認めていくことです。
だから、子どもがすばらしい事をしなくても、いくらでも「承認」していけます。
例えば、「けんちゃん!おはよう!」とあいさつした時に名前を一緒に呼びます。
さらにいいことしたときには「けんちゃん、ありがとう」とこちらも名前を先に
いってから「ありがとう」と言葉をかけます。
人は自分の名前を呼ばれると、とても自分のことを大切にされていると感じます。
ママに存在そのものを大切にされていると伝わります。
私がよく行く美容院では、必ず「東さん、ありがとうございました」と名前を呼びます。
人は名前を呼ばれると、思わず呼んだ人の方に顔を向けたくなり、自然とアイコンタクト
も取りやすくなります。
朝の第一声は、【名前】+【おはよう】でいいスタートダッシュをきることができます。
ガミガミ起こすよりはずっといい関係が作れるはず。
もちろん
【名前】+【ご飯できたよ】
【名前】+【お帰り】
【名前】+【おやすみ】
もOKです。
これは、あるクライアント様の話です。
A課長は、会社で自分の部署の部下との関係作りがなかなかうまくいかずに困っていました。
そこでまずは、
部下を変えるのではなく、
A課長の【言葉かけ】を変化させてみました。
【名前】+【おはよう!】を毎朝実行していったのです。
A課長は、部下にあいさつするときに、必ず名前を呼んでからあいさつをすることにしました。
それまでPCの画面を見ながらあいさつをしていた人も顔を上げて「おはようございます」と
言葉を返すということに気が付きました。
ほめることがないという前に、今出来る「承認」をしていきませんか。
人間関係は
こちらの対応が変われば必然的に、相手の行動が変わります。
「人間関係のハンドル」を自分でもつと相手に振り回されずに、今よりもラクになります。
ちまたの子育て本は、一人っ子を対象に書かれているので
兄弟2人・3人となると、母はその対応に困ってしまいがちです。
ひとりだけ承認していたら、あとのひとりがおもしろくない顔を
することはないでしょうか。
まずは、今日の日記に続いて、兄弟育ての裏ワザをお知らせします!!
本日は、朝から公立中学校の相談員として勤務しました。
今でも週1回は、勤務をしています。
久しぶりに「お昼の放送」であいさつをしました♪
最近の教室のテレビは薄型・大型なので、思いっきりドアップですよ
毎日、ママ向けに電話で子育てカウンセリングをしているいのに
どうして、相談員もやっているのか・・・・
とあらためて考えました。
私は・・・
たぶん「学校」という場所、そして子どもたちが好きなんです。
今まで本当にたくさんの学校に勤務をしましたが、どこの学校に
行っても、違和感がありません。
そして、今悩んでいる生徒、喜んでいる生徒、もっと大人に認めてほしい生徒など
生の生徒に接することで、
結果的に自分の【子育てカウンセリング】が机上の空論に終わらない
そんな気がしています。
子育ても教育も理想だけでは、何も動きません。
元先生の習性で、廊下を歩く時、ゴミが落ちていたら・・・・
やはり、拾ってしまい、廊下で生徒と接するとこれまた会話をしてしまいます。
授業に入ると、本能的に子どものよさをみつけ
小声で「ささやきおかみ」になってしまいます。
「いい字だね~」
「姿勢いいな~」
「解けそうだよ!」
とその子にだけ聞こえる声でささやきます。
→これは、教師・相談員の秘密ワザ!!
そんな対応をすると、生徒がみるみる変わります。
そして、この方法は、子育てでも大変即効性があります!!
兄弟が家にいる時、ひとりだけを承認すると
あとの子どもがひがんだり、うらやましかたりすることがあります。
「ひとりを承認すれば、もうひとりも頑張るだろう・・・」と思うのは間違いです。
帰ってツボにはまります。
そんな時ほど、
【その子】にだけ、聞こえる声で、
ささやくように
【独り言】 をいいます。
本人に面と向かわなくても、自分のことを言われている時は、結構わかるもの。
母は、動きながらひとりごとを言ってもいいのです。
この方法は、本にはたぶんのっていません!!!
東ちひろが家庭と学校で使っているワザです!
ウチの子は、
すぐに他のことが気になってしまいます・・・
というママにオススメの方法です。
そうじでも、宿題でも一番最後まで終わった時に
「よし!子どもをほめよう!」
と思っていたら・・・・
お子さま、どこかに頓挫してしまいます。
結局、「いつもあなたは・・・・ 」とグチが出てきます。
そんな時には、
早め早めに子どもを認めるコトバ をかけていきます。
たとえば、宿題に取りかかったら早めに
「お~、やるね~、難しそうだね~」
とコトバをかけるのです。
感覚としたら、25%終わったところで
コトバをかけていく感じです。
そのうち、50%終わったときに
「最近の宿題は難しそうだわね・・・」
「頑張る人だわね・・・」
と声をかけ
75%終わったところで
「終わったら、ママに見せてね」
と声をかけ
100%終わったところで
「いいね~、やるね~、さすがだわ~、たいしたものね」
と声をかけていきます。
声のかけすぎ?
と思われたら、もちろん減らしてもOKです
お子さんの様子を見ながら、調整してくださいね。
要するに、お子さんが一人で宿題などができない時は
怒るよりも、こまめにコトバをかけていきましょう。
手がかかる子どもは、
手をかけてほしい子どもです。
谷口祥子さんの
「1日10秒人脈力コーチング」からの転載です。
子育てにも言える!!と思いました。
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★楽しむ★
あなたは、人と接する時に、どんなことを心がけていますか?
一緒に過ごすことを楽しみましょう。
「失礼のないようにしなくては」
「きちんとしよう」
と心がけることもいいことですが
あなたが楽しそうにしていることが、何よりの相手に対する承認になるのです。
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子どもと過ごす時も
ママがそばで楽しそうにしていると
子どもを承認したことになるってことですよね。
なかなか、難しいですよね。
わが子とは。
でも、怒っているママよりは
そばで楽しそうにしているママの方が
ずっといいですよね。間違いなく。
怒らないママには、かなりなれそうですが
楽しそうなママか・・・・・まだ、私には難題ですわ。
ひとりひとりのコドモをほめるなんて・・・できないYO!
という方に・・・
名前を呼ぶことも立派な承認になります。
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「お子さんの名前」+「おはよう!」
「お子さんの名前」+「いってらっしゃい!」
「お子さんの名前」+「お帰り!」
「お子さんの名前」+「お休み!」
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これで、【1日4回承認】できますよね。
特別にほめようと思うよりも
簡単にできる承認の回数を増やす方が
ずっと確実でラク です。
そのままの子どもを受け止めましょう
ってよくいいますよね。
これって、なんだかよくわからないというママがいます。
わかりやすく言うと、
何かが出来たことをほめるのではなく存在そのものを認める感じです。
まだ、わかりにくいな・・・
たとえば、先日中学生の息子に言った言葉は
「あなたがそこにいるだけで、お母さんはうれしいわ」
偶然、
私が仕事をするPCのそばで勉強を始めた時にいいました。
何かできた時にほめるのではなく
なにも出来ていないとき
そのままの子どもを認めると
子どもは、自分の存在そのものに自信をもつ
といわれています。
今まで、こんな言い方をしたことはなかったのですが
偶然、言ったコトバです。
自分の存在に自信をもっていると
他の人にも余裕でやさしくなれるはず。
さらに、やる気も出てくると言われております。
するとね・・・
息子いわく
「お母さんがボクの話聴いてくれるから、ボクも救われる・・・」
と言っていました。
ちょっと涙ものです。
ACのコマーシャル
「こだまでしょうか・・・」
と同じですかね。
親ばかですな。(・・。)ゞ