●おうちママ起業を成功させるコツ②
こんにちは、子育て心理学協会 東ちひろです。
◆おうちママ起業を成功させるコツ① の続きです。
さて、私は40代で就職浪人になりました。
教育委員会を辞めたあと、何も仕事がないのです。
3月31日まで必死で仕事をしたので、次の仕事は決まってなかったのです。
怒涛のように働いた教育委員会を退職して、その頃私は一体私は何をしたらいいのだろうか??とさまよう日々。
『子育てをしっかりしたい』という希望は叶ったのですが、一方で『わたしはこれでよかったのだろうか・・・・』という想いが頭をもたげます。
教育委員会の先生だった私は、仕事を辞めればただの40代のオバサンです。
一応、ハローワークにも行きました。
それでもね、自分がやりたい仕事なんかありません。(そもそも自分がやりたいこともわかってないし)
教員免許もカウンセラーの資格もハローワークでは役立たず。
その頃の私は、「本当に自分がやりたいこと」「自分ができること」は何かを悶々と思案する日々。
とにかくがむしゃらに無料でできる楽天ブログを立ち上げました。
同時に、懐かしのホームページビルダーでHPを作ろうと思ったけれど、そもそもカッコよくできるわけもなく。
当時流行っていた「QHM」というのを使ってコツコツとHPを作成しました。
今、考えると素人が時間ばかりかけてチマチマ作業をしているだけでした。
その頃わが家の息子は小5です。
マニアックな息子は私のそばで熱心に「HTML事典」を読破していました。
息子曰く、「僕はお母さんのブログを見守っていた」とのこと。
ちなみに幼い頃に、大型犬を家の中で飼っているがごとく家庭を破壊した息子は、現在大学で人工知能なるものを学んでいるらしい。
何とか、1日も早く、母の仕事を楽にするロボットを作ってほしいものです。
まあ、きっと「お母さんは、まったくわかっていない」とどやされることでしょう。
仕事を辞めて家にいると・・・とにかく私はやっぱり仕事がしたいと思いました。
憧れの専業主婦にはなったけれど、どうもしっくりこないんです。
当時の私としては、結構高いコーチング受けながら、自分がやりたいものを見つける40代思秋期オバサン。
私は、何がしたいのだろう・・・
私は、何ができるのだろう・・・
でね、私は家庭を大事にしながら、さらに自分も働きたいと思いました。
折角、資格も取ったし、教員としての実績もあるし、それを活かしてなんかできないものか・・・
その頃は、メールカウンセリング講座を受けたり、教育コーチングを学んだり、インナーチャイルドセラピーを学んだり、結構今の仕事の大元になることを学びました。
でもね。
カウンセリングは、自宅では開業出来ません。
仕事とプライベートがぐちゃぐちゃになります。
コーチングは、元学校の先生としては軽すぎる(笑)
費用をかければ誰でも資格を取れますし。
レベルの高いコーチングの資格も、私には物足りない。
で、私は家庭の中で子育ての相談ができないかと思ったのです。
家庭の中と言っても、家庭の一室をつかって「電話による子育て相談」をスタートしました。
同時にメール子育て相談もやりました。
その頃私が用意したものは
・固定電話回線2本(家庭と仕事を分けました)
・パソコン(1冊目の本を出版したあとしばらくたつまで、家族と一緒に共用です)
・プリンター(家族と共有)
つまり、電話1本だけ余分に引いて子育て電話相談を開始しました。
そんな子育てカウンセラーなのですが、コレ結構お客さんが集まりました。
つづく。