ブログ

「子どもを怒鳴らない」ようにするのは、結構難しいです。
それよりも、あえて・・・
怒鳴ってもいいので・・・
それ以外の時間にたくさん話を肯定的に、共感して聴いてみませんか?
結果として、子どもが落ち着くので、怒鳴る回数が減りますよ。
脳科学の先生は、研究所内では「ネガティブワード」を禁止している
そうです。
「ダメ」「無理」「出来ない」などの「ネガティブワード」を使うと、
脳が機能しないので、研究成果が上がらないとか。
子育てママは、「ポジティブセンサー」を敏感にしていただきたいと
思います。
いいことがあった時はもちろんですが、いいことがなかった時にも、
それ(いいこと)を探すレッスンです。
物事にいい・悪いはなく、どう捉えたのかということだけです。

私の子育て電話相談で、「ウチの子がよくいじめられます」というご相談を受
けます。
そんな時に、「先生に言った方がいいのか」とか「相手の子に言った方が
いいのか」・・・ということをメインにしては進めていきません。
じつは、不思議なもので、子どものメンタルが安定している時には、
同じようにメンタルが安定している子どもと引き合うように思います。
そのために、まずはせっせせっせとママが子どものココロ貯金を貯めて
いくことをお伝えします。
※ココロ貯金の詳細は、東のすべての執筆本に書いています。
そうするうちに、自然に過食が改善されたり、おねしょが治ったり、
親への反発が減ったりと、親が想定していないことまで起こることが
よーーーくあります。
ママにわかりやすい例としては、子どものメンタルが落ち着くと、
家に連れてくる子どもが変わってきます。
ココロ貯金は、心の万能薬です。
一般的には、「親が子どもが付き合う友達を選んではいけない」と
言いますよね。
まあ、それはそうですが・・・
あまりに乱れた家庭のお子さんと付き合うと、わが子が悪い影響を受けたり、
嫌なことを言われたり、と気にならないでしょうか?
でもね、たった1つだけ、そこを改善するいい方法があるんです(*^▽^*)
今日ご紹介するお子さんは、大学生です。
大学生ともなると、小さいお子さんをお持ちの方にしたら、何も悩みは
ないでしょうと感じられるかもしれませんね。
じつは、子育ての悩みの「質」が変わるだけで、悩みが皆無にはなりません。
むしろ、子どもの社会的な関わりが増えるため、親が知らないところで
つきあう人が増えるのです。
しかも、、、大学生ともなると恋愛関係にも発展するんです。
この時期につきあう人は、将来を決定する重要は人間関係だったりします
から、親の心はハラハラです。
Aさんのお嬢さんは大学3年生。
で、つきあう男の人が・・・いい加減なダメンズでした。
ど、どうですか?
そんな人と将来結婚しては、娘が不幸になる!って感じないでしょうか?
大学生ともなると、親がとやかく言う状態ではなくなり、文句を言うと、
親の知らないところで会うだけなんです(iДi)
で、このAさん、子育て心理学講座のマスター講座まで参加しました。
そして、大学生のお嬢さんにセッセとあることをされました。
すると!!
なんと!!
つきあう男の人が変わったんです。
しーかーもー
優しくまじめないい人に変わったんです!!!
スゴクないですか??
これは、小さい子も同じなんです。
子どもが変わると、子どもがつきあう子、家に連れてくる子までが
変わること、がすごーーーーくよくあります。
これと似た小学生の例としては・・・
家に遊びに来る子が、なんと人の家の冷蔵庫はおろか、タンスの引き出し
まで開ける子だったんです。Σ(゚д゚;)
そんな子はメンタルが不安定ですから、ママは夕方家を空けることが出来ず
困っていました。
この子の例も、大学生の例も、ママが「あること」を気をつけられました。
そうしたら、家に連れてくる子が変わったんです!!!
不思議ですが、本当の話です。
過去、2万件以上のケースを扱った私が言うのですから、間違いありません!
子どもは、お母さんに自分の話を肯定して聞いてもらうとメンタルが安定
してきます。
これが子育てで最も大事なところです。
でもね、、、お母さんはついたくさんしゃべってしまいます。
たとえば「早く起きなさい」「早く寝なさい」「さっさと食べなさい」
「宿題はやったの?」とマシンガントークをしてしまいます。
じつは、黙っている方が難しいです。@@
しゃべった方が楽なんです。
人は、不安になるとたくさんしゃべってしまいますしね。
つい、あれこれとしゃべりたくなるのですが、「子どもを伸ばしたい」と
思ったら、大きな耳、小さな口、そしてやさしいおメメが大事です。
基本的には、ママは子ども以外の人に話を聞いてもらうことも大事です。
夫が無理なら、ママ友もOKです。
一見、ムダな井戸端会議で女性はココロが落ち着くようになっています。
昔から、そうやって女性は、身近なところで日々メンタルを整えています。
生活の知恵ですね。
ついこんなことはないでしょうか?
√ 子どもを説得する
√ 子どもに指示命令をする
√ 子どもにお説教をする

これらはぜーんぶ親が話すことなんですね。
もちろん親は子どもに話をしてもいいのですが、親が話すばかりだと
肝心の子どもの話を聴けなくなります。
親はつい、よかれと思って子どもにあれこれ言います。
結構、正論を言いたくなりますよね。
「この先困るのは自分よ」なんてね。
でもね、子どもは先を読むことが苦手です。
いつも「今」を生きているんです。
だから、どれほど親が正論を伝えても、、、、子どもには響きません。
では、どうしたらいいのでしょうか?
人は「話す」ことで、自分のネガティブ感情を「放す」「離す」ことが
できます。
その時のコツは、ただひたすら子どもの話を聴きます。
「ふんふん」
「へ~そんあんだ」
「なるほどね」
と親は子どもの聴き役に回ります。
家庭の中で自分の話を肯定的に聴いてもらった子どもは、家の外で友達の話、
先生の話を肯定的に聴くことができるんです。

家の外で友達の話を聴ける子どもは、人間関係で困りません。
元来、人はおしゃべりなところがありますので、自分の話を聴いてもらえる
とうれしいし、話を聴いてくれる人のことが好きなります。
そして、自分の話をしっかりと聴いてもらった子どもは、自信が
生まれてきます。
やる気も出てきます。
自己肯定感も高まります。
一方、誰からも自分の話を聴いてもらえなかった子どもは、人を信用
できなくなります。
自信ももてません。
友達だってできません><
「話す」は、「放す」「離す」です。
子どもの頃に自分の話を否定ばかりされる経験をしていると、人を信用
できない、人のことを否定的に見る感覚が育ちます。
人のことを肯定的にみられる感覚があると、この先一生シアワセ感、
多幸感が持てるんです。
一方、人のことを否定的にしかみえない感覚が育つと、人の欠点短所
ばかり見てしまうので、人間関係に苦しみます。
夫婦も同じ。
お互いの欠点短所を言い合うばかりでは、夫婦関係は成立しませんよね。
人の悩みの9割は「人間関係」です。
ということは、親が子供の話を肯定して聴いていると、子どもは悩みが
少ない人生を送ることができるんですね。
親って、すごいチカラがあるんです。
ちなみに、自己肯定感が高い子に育っていれば、親が子どもの話を肯定的に
聴いたところで、好き勝手なわがまま放題はやらなくなります。

