第一子が小学校1年生になれば
ほとんどのママが考えること!
「家庭学習をクセづけさせたい」
「帰宅後、宿題をしてから遊ばせたい」
この2つです。
私もそうでした・・・(遠い目)
なんでも最初が肝心ってね。
これは、決して悪いことではありません・・・・・
が
■学年と共に挫折する可能性が高いです。
理由は、他の家の子が
宿題をしないで遊びにくるようになる
冬は帰宅後に先に遊んでいないと
4時ごろから薄暗くなる
そして、
高学年になると帰宅が5時近くになり
宿題をやって遊ばせようと思うと
宿題やったら、5時でした~
となるわけです。
そのため、だんだん親も妥協するようになります。
まあ、小1は帰宅時間も早いし、
他の家も同様に宿題を先にする場合は大丈夫ですが・・・
宿題の仕方にも、過渡期があり
その時期に親がイライラするのです。
子どもが小学校に入ると
親の一大関心事が「勉強」になります。
「勉強さえできればいいとは思いません」
「普通でいいんです」
とよくおっしゃいますが
その「普通」が結構難しい。
この「普通」という言葉の中には、
□学校の宿題だけはちゃんとやってほしい
□親がガミガミ言わなくてもやってほしい
□早く取りかかってほしい
□ダラダラとやらないでほしい
□公文の宿題も出されたものはやってほしい
という気持ちがあるようです。
まず、勉強はこの3つがあると
子どもは自分から勉強を始めます。
1.子どもの心が安定している
2.勉強するとママから認められる
3.何をしたらいいのかがわかる
・子どもの心が安定していること
子どもの心が不安感や怒りでいっぱいのときには
勉強にエネルギーをまわすことが出来ません。
「早くやりなさい!」
と言う前に、子どものココロ貯金を貯めていきましょう。
この貯金が貯まった延長線上に
「子どもが自分から勉強する」
というゴールがあります。
ココロ貯金は、
●帰宅後に子どもの話を聴く、
●「目に見えたこと」「ちょっとした変化」
を言葉にして伝える
●いっしょにおやつを食べる
そんなことで貯まります。
・勉強するとママから認められる
子どもが宿題をするのは当たり前と思い
何も言わないとしたら・・・
残念ながら子どものモチベーションは
いつまでたっても上がりません。
子どもが勉強をしているそばで
「まあ、3年生になって難しい漢字習うのね」
「すごい筆算できるのね」
「ママは、この文字好きだな~」
と当たり前のことを認めていきましょう。
子どもの勉強エネルギーがどんどん上がりますよ。
・何をしたらいいのかがわかること
たとえ毎日やっている宿題だとしても
帰宅後から寝るまでの長い時間の中で
いつ、何をやったらいいのか?
そんな時間の段取りがまだまだ上手ではありません。
だから、
「今日の宿題何かあるの?」
(あるのがわかってあえて聞く)
「夕飯までに○○だけやっとく?」
(いつまでに、何をやるとよいのかを伝える)
「今日は、あとは、公文が残っているの?」
「寝る前に終わらせておく?」
(怒らずに、やることを具体的に伝える)
指示・命令ではなく、
「○○やる?」と疑問形で伝えた方がよいでしょう。
その方が、長い目で見て、自主的な子どもに育ちます。
興味深いことに、
こんなやりとりを重ねていくと・・・
子どもは、自分ひとりでも学習する時間が
だんだんと長くなるのです。
↑
学校で実践済みです!
別に、一生こんな声かけをするわけではありません。
子どもは、一度、ちゃんと「できる経験」をした後に
自分ひとりでもできるようになっていきます。
それまでに、ちょっとお手間がかかります。
では、応援していますね。
昔は、土曜日を半ドンって言っていましたが
今の子は、半ドンって、牛丼屋さんの半分量と思います。
あっ、横道にそれました。
半ドンではないと言いたかっただけ。
今は、土日の2日休みが当たり前。
となると親は、
金曜日の夜から早めに宿題をやってほしいと思います。
特に、土日に予定があればなおのことです。
でもね、
子どもは、「今がよければそれでいい」と思うのです。
そのため、結局日曜日の夕方にやったりします。
宿題忘れが多いのも、案外平日よりも
週末あけの月曜日が多いのです。
大人は、時間の見通しがつきますが
子どもは、何回週末を迎えても見通しがききません。
なので、ここは、怒らずに
「今日のうちに、ドリルだけでもやっておこうか」
と具体的にやるべきことを提案します。
「いいや、まだいいわ」
とかわされたら・・・
「夕飯までに、ドリルだけでもやっておこうよ」
と具体的に言うとよいでしょう。
それでも、それでも「やらないよ~」と言われたら
もう、一度お子さんの「ココロ貯金」残高を見直しましょう。
そこから増やした方が、ずっと早道です。
親子関係も改善されますよ。
子育ては、急がば回れです。
「学校が休みの時に、子どもが宿題をちっともやらない!」ということはないでしょうか?
親としては、宿題は早く終わらせてほしいと願います。
が、子どもはそうとは思っていないのです。
その「親子の温度差」については、こちらで書きました。
では、一体どんな時に、子どもの宿題忘れが多いと思われるでしょうか?
【1】時間がないとき
【2】疲れているとき
【3】時間がたくさんあるとき
ここを知っているお母さんと知っていないお母さんの違いは大きいです。
でないと、「うちの子だけ、宿題をやらない!」と思いますからね。
案外子どもはこんな時に宿題忘れをするのです。
私の子育て相談では、
「うちの子は、宿題の取りかかりが遅いです」
「遅くからやっているのに、わからないところがあるとキレます」
「だから~、早くやればいのにって言うのですが・・・・・・・」
というお声が多いです。
まあね、取り掛かりをスムーズにする言葉かけは確かにあります。
「今日の宿題は、何があるの?」
「何からだったら、出来そう?」
「一番最初に何の宿題をやる?」
って感じで「何」を入れ込んで質問をしてみます。
「何」と言われると、脳みそは答えを探し出します。
「なんで~!!」はNGなのね。
さて、それでも子どもがどうしても宿題をやらないとしたらどうしますか?
そんな時にはね、、、、そのまま黙っておきましょう。
後から子どもが「お母さんが言わなかったから出来なかった」って言うかもしれませんね。
そのため、2回くらいまでは上の質問を淡々と言っておきます。
でね、、、あとは子どもにお任せです。
親が子どものためと思ってたくさん言うと「お母さん、うるさい!」と思います。
黙って、そのままにしておくと・・・多くの子どもはブツブツ言いながらやります。