●勉強フォローの黄金期
こんにちは、子育て心理学協会 東ちひろです。
勉強って、実は親のフォーローが必要なんです。
もちろん、親がなーんにも言わなくても、ひとりで勝手に勉強をスイスイとする子はいいんです。
そのまま見守っていれば。
でもね、「ちっともうちの子勉強しません」と思うのであれば・・・
親が子どもの勉強をフォローする必要があります。
これは、自転車の練習と同じ。
自転車の練習をする時に、最初は親がうしろにまわって自転車が転ばないようにサポートをする。
それがうまくいったら、親が手を離しても大丈夫なんですよね。
で、多くのママは子どもがひとりで勉強ができるようになっていない間に子どもから手を離すのね。
そして、「うちの子勉強しない」となってしまいます。
子どもは、こんな時に勉強をしません。
1、勉強自体がわからない
2、ほめてもらえない
3、勉強のことで怒られる
でね、この先のことを考えるとですね・・・
まず中学生になると、親は子どもが今日どんな宿題があるのかもわからなくなります。
小学生の間は、連絡帳に宿題を書いて帰りますよね。
それが中学生になったら、授業でやったところを、家庭に帰ってワーク(副教材)をやるようになります。
となると、学習スタイルが自主性を重んじるようになりますし、親はどんな宿題があるのかもわからなくなります。
しかも、その頃になると自分の部屋で勉強することが多いので、親は子どもが何をしているかわからなくなります。
さらに、親が「勉強したの?」と聞くと「知らん・・・」と言ったり、
やっていないのに「やった」と言ってみたり。
つまり、勉強について親のフォローもサポートもできなくなります。
だ・か・ら
小学校の間にできるだけ子どもの勉強をフォローしておくことが大事です。
できれば低学年の間が親のサポート黄金期です。
いやいや、うちの子は6年生というママも大丈夫。
今の間に、子どもがやっていること、そのものを承認します。
「おっ、がんばっているね」
「だんだん難しくなるね」
「わ~、もうお母さんわからないな」
って感じです。
すると、「勉強すること」=「うれしいこと」と紐づけされます。
これは、親にほめられることだけを目的にしているわけではありません。
子どもが、「勉強がわかるとうれしい」「勉強ができると楽しい」と実感するんです。
人は、「うれしいこと」「楽しいこと」は優先しますからね。
あとは、勉強の苦手分野については、手厚くサポートするしかありません。
そんな手厚いサポートはこちらでやりますけどね。
苦手分野は、2学年下げてサポートするとちょどいいです。
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