■優しい子どもに育つ方法とは?
こんにちは、東ちひろです。
あなたは我が子にどんな子に育ってほしいと思いますか?
思いやりのある子、優しい子、明るく元気な子、友達が多い子。
親であれば大なり小なり、こんな子どもに育ってほしいと思うでしょう。
特に「思いやりのあるやさしい子」に育ってほしいと親は願うものです。
では、一体どうしたらいいのでしょうか?
そんなときには、まずお子さんを観察することです。
たとえば、弟や妹の面倒を見てくれていた時に、「ありがとう」と言うこともできますが、やさしい子どもに育ってほしい場合は、
「ありがとう!やさしい子だね~」
と「やさしい子」と言葉にして返して行きます。
これが優しい子どもに育つ「魔法の言葉」です。
子どもはいくら「人にやさしくしなさい!」と口で何回言っても、やさしくは出来ないのです。
それは具体的にどの行動が望ましい行動なのか言葉だけでは理解しがたいためです。
そのため、子どもが優しい「行動」をしてくれたときに、きちんと「言葉」にして伝えることで子どもに伝わりやすくなります。
また、人は周りの人のことはよくわかるけれど、自分のことは分からないということがあります。
それは、子どもも同じです。
周りから「やさしい子だね」と言われることで、自分はやさしい人なんだと実感するようになるでしょう。
そして、親がそんな子どもの姿に注目し、その子どもの姿を認めて育てていくことで子どもはもっとやさしい子どもになります。
ひとは、自分が注目したところが増え、広がって行くようになっています。