第2次反抗期は、小5頃から始まり、小6、中1、中2、中3と続きます。
親にとったら面倒な時期ですが、子どもが親に反抗するということは
正常に成長している証拠と言えます。
何でも受け入れたらいいわけではありません。
ましてや「うるせー!ババア」と聞き捨てならない暴言や、
物を投げる暴力は受け入れる必要はありません。
反抗期の子どもをこっぴどく怒鳴るといいのでしょうか?
それとも完全無視をするといいのでしょうか?
「いくらなんでも『ババア』はないよね~」
反抗期の子どもには「いくらなんでも『ババア』はないよね~」と言葉を返しておくといいです。
小5、小6、中1、中2、中3の子どもが最もやりたいことは親への「反抗」です。
こんな時は、「親に向かってなんてことを言うの!」とお説教をするわけではありません。
ただ、「いくらなんでも『ババア』はないよね~」と子どもに言葉を投げておきます。
親が受け取りたくない言葉まで受け取る必要はありません。
ちなみに、反抗期の子どもは「お母さん、ごめんなさい」と謝ることはありません。
お母さんに謝る子どもならば、そもそも暴言を言わないでしょう。
そんな意味でも「いくらなんでも『ババア』はないよね~」
と子どもに『言葉を投げておく』といいです。
反抗期の子どもは謝ることはありませんが、お母さんからの言葉は聞いていますから、心の中では「しまった・・・」「言い過ぎたか!?」と感じている可能性があります。
「反抗」そのものが目的です。
反抗期の荒れ方が格段に小さくなります。
これは、私がいつもお伝えしているココロ貯金が非常に効きます。
特に小5、小6、中1、中2、中3の子どもには、「承認」が効きますね。
たとえば、「目に見えたことを言葉にして伝える」
「名前+あいさつ」は反抗期の子どもにも十分使えます。
少なくなった子どもの話を聞こうと思っても難しいです。
そんな時は、子どもが短時間でもお母さんに話をした時がココロ貯金チャンスです!
よほどのことでなければ、ここは子どもの見方になって「なるほどね~」「そっか~」「ふんふん」とまるで飲み屋のママがごとく聞き役に徹します。
じつは、反抗期になっても「悪く育ちたい」と思う子どもはひとりもいません。
みんな「よりよく成長したい」と思っています。
ただ、どうしたら「よりよく成長できるのか」が分からないために暴言・暴力が出るわけです。
貯まっているココロ貯金が少ないと大きく荒れてきます。
体も心も大人に近づいてきた反抗期の子どもにしたら、『自己肯定感という自分のことを自分でOKと思える感覚がないまま大人になれません』と訴えているようなものです。
それを言葉で言うわけではなく、この頃の子どもは暴言や暴力でそれを訴えてくれます。
となると、「うるせー、ババア」発言をどうしたらいいのか?
ということは枝葉末節なことになります。
今までに、自己肯定感が高まる子育てをしっかりとしていたのかを子どもから突き付けられていることになります。
実は、子どもは「親にスパルタ」なのです。
親が親として成長するまで、
暴言・暴力という反抗をすることで
親がこれから取り組む子育ての課題を教えてくれているわけです。
《カウンセラー講座受講生の声》
「激しい家庭内暴力を起こす息子が、今では穏やかになり、朝まで勉強する子に変わりました」(中2男子の母)
息子は、暴言・暴力が激しく、家族の大事なものをハサミで切り裂いたり、奇声を上げたりで同じ家の中に住めないほどの荒れ方でした。
そんな息子が今ではすっかり穏やかに変わりました。苦手な教科でも朝まで勉強して定期テストを受けるまでになりました。
私は、とにかくカウンセラー講座で学んだコロ貯金を貯めました。お陰様で、息子の話の聴き方が上手くできるようになりました。
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