活動地域 東京都、神奈川県、埼玉県
所在地 東京都小金井市
ブログ:『子どもが「愛されている実感」が持てるコミュニケーション』
〇自己紹介〇
初めまして、子育て心理学協会カウンセラーの竹澤千穂(たけざわちほ)と申します。
二人の娘の母です。長女はすでに結婚し、HSPの次女もすでに社会人で同居しています。
次女は、生まれつき右目に軽い障害があり、歩き出すのも遅く、育てにくい子でした。初めての場所に行くと泣きわめいたり、登園時も、毎日離れるのに苦労をしました。
小学一年のGW明けには、一回目の不登校になりました。担任には「目の障害のために、お母さんが過保護に育てたからでしょう」といわれ、真に受けた私は、その後、突き放すように育ててしまいました。
その担任の先生は、暴力的な対応が後に親たちの間で問題視されました。今考えれば、娘がHSCの特性を持っていたから、怖い先生に拒否反応を示したのでしょう。この時点で、次女の話をよく聴いていれば、先生の問題対応にも気づけ、寄り添って育てられたのにと悔やまれます。
その後、次女は中高一貫校に入学しましたが、中3で再び不登校になりました。厳しい部活の顧問、女子校独特の絶え間ないもめごと等が二女には辛かったのだと、今でこそ理解できますが、当時は原因も分かりませんでした。
でも、このときは、さすがに今までの子育てで、次女の自己肯定感が育っていないから、壁を乗り越えられなかったのだと直感的に感じました。そして、兎に角、「ありのままの子ども」を受け入れ自己肯定感を高める事に努めました。「学校に行けないくらい疲れていて休みたい」ということを受け止め、ゆっくり休ませました。高校3年間も勉強をしなくてもクドクド言うことはしませんでした。ココロ貯金の漏れは少なくて済んだと思います。そして「一緒にご飯が食べられて幸せ」など当たり前のことを口に出して、承認をしていきました。
中3から高校卒業までは、元気がなく、無口な娘でしたが、一浪して、大学を卒業し、今ではテレワークの愚痴や不安を「ね~、聞いて~」と、話してくるので、娘の仕事内容が手に取るようにわかる毎日です。勧めていないのに、私と夫のジョギングに最近では加わり・・・本当に元気になりました。
娘との経験から、「ココロ貯金」の子育ての通り、親の期待に添わない事には目をつむり、子どもを信じて、子どもの気持ちを聴き、味方になり、「大好きだよ」が子どもに伝われば、子どもは意欲的に自分の足で歩いていくと確信しています。
また私は今、小学校のボランティアで、発達に偏りがあったり、別室登校のお子さんにも「ココロ貯金」で対応しています。すると、子どもが意欲的になり、心を開いてくれます。
「ココロ貯金」で、お子さんとお母さんを応援していきたいと思い、各種講座を行い、子育てカウンセリングを行っています。
竹澤千穂