ママって、女ですね。そのため、
女が通ってきた道はおおよその見当がつきます。
「この頃私は、こんな頑張りをした」と覚えているわけです。
しかし、残念ながらわが子に女の子がいた場合、若干、子どもを見る目が
厳しくなることがあります。
「えーー、そんなことあり得ない!」
「私の時は、もっと頑張った」という気持ちがモクモクと
湧き上がってくるのです。
実は、そのモクモクと湧き上がる気持ちは、簡単に変えられません。
だから、、、、その気持ちはあってもいいとしましょう。
ダメと思っても、何もいいことがないので。
ただ、子育ての手綱がしめ気味になってしまうと、
子どもは不安定な行動を起こし始めます。
それは、やっぱりまずいのですよね。
だから、頭の片隅に「女の子に厳しくなりやすい」とだけ
入れておきましょう。
そのあとは、女の子もしっかりと「えこひいき」して、
ベタベタ触れてあげてくださいね。
大きな子どもは、話を肯定して聴くだけでも変わりますよ。
そして、心をフルモデルチェンジ(入れ換え)しないでいいです。
まずは、「行動」だけ変えていきましょう。
そのうち、子どもの様子が変わってくるので、
ママも心も伴ってまいります。
「子どもにママ時間をコントロールされる」
これがとてもツライところです。
たとえば、夜4時間しか眠れないとしましょう。
それは確かにツライところです。
でも、「ママの都合で夜4時間しか眠れない」って時は、まだいいのです。
自分で「今日は、4時間睡眠だな」とわかっているから。
子育ての場合は、いつ子どもに起こされるかわからないツラさがあるんです。
大事な時間を子どもにコントロールされること、コレがツライのです。
これからの季節で言うと子どもがいつ病気になるかわかりません。
となると、いつ仕事を休まないといけないか、
いつ病院に連れていかないといけないか、ママが一切コントロールができません。
まるで子育てのハンドルを子どもに握られているかのようです。
そして、専業主婦ママの場合は、
自分の膨大な時間をすべて子どもに牛耳られることになります。
これが、自分が自分でないような感覚になります。
まるで、子どもに滅私奉公している気分、透明人間になった感じもするんです。
そんな生活が長いのが子育てですから、
次第に「自分は何がしたいのか?」「私は何を感じているのか」
もわからなくなるものです。
でね、私が考えたのは、このハンドルをママが取り返すことなんです。
子育て心理学講座では、これを「ママハンドル」としてお伝えしています。
いつも判断の基準は自分。
ママの人生の主役はママなんです。
まずは、「私ができることは何があるだろうか?」といつも考えます。
「子どもに●●して欲しい」というのではありません。
ママができることは何でしょうか?
たとえば、朝ごはんの時間がかかりすぎる子供がいるとしたら・・・
子どもを脅して早く食べさせるのではありません。
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ワンハンドで食べることができる朝食を作ります。
・おにぎり
・サンドイッチ?
・ピザトースト
コンビニでよく売っているものにします。
あああ、ココは栄養のバランスは無視しています。
まずは、「何を優先するか?」です。
そして、ほどほどの時間で朝食が食べられるようになってから・・・・・
次第に栄養バランスを考えた朝食にトライします。
大事なことは!
【1】「自分(ママ)ができること」は、何かを考える
【2】最初は、1点突破からトライする
【3】1点突破ができてから、そのクオリティを高める
実は、子育てを楽チンにする極意は、コドモを伸ばす方法なんです。