第二次反抗期の子どものこころの中には地雷が潜んでいます。
虫の居所が悪いというか、 その日によって、怒りどころが違うのですよ。
(小学校高学年・中学校勤務で感じました)
昨日までは、同じ話題でもさほど ひっからなかった子どもが
今日は、同じ内容でも目つきが違うのです。
「あ~、ごめん。地雷踏んだ?」 と私が聞くと 怒って「うん」という子ども。
(信頼関係がある場合です!)
そんな時は、すぐに謝ります。 言われていやなこともあるよね。誰だって。
そして、そのあとは・・・
「・・・・で、今日はどうする?」 と話題を切り替えます。
「なんで、そんなことで怒るの?」 は禁句です。
以前、元オリンピック選手の岩崎恭子さんの取材を終えた
編集者さん、ライターさんからお話を伺ったことがあります。
恭子さんのお母さんは、恭子さんの記録が悪くでも、何もおっしゃらなかったそうです。
「もっとがんばりなさい」 「だから、言ったじゃない」 って駄目だしをしないわけですね。
子どもはお母さんから、ガミガミ・クドクド・ネチネチ
と言われるとココロ貯金が目減りするのです。
おそらく恭子さんのお母さんは、ココロ貯金の目減りをさせない方だったとお察ししました。
やっぱりココロ貯金って大事ですね。 恭子さんは、もともと素質がある方だとは思いますが、
お母さんにダメ出しをされていないので、不安感や怒りの感情が少なく、
水泳で最高の自分を出すことができたのでしょう。
基本的には、小6までの間に、子どもの話を聴くことができる親になる必要があります。
「うんうん」 「へー」 「ほー」 「なるほどね」 「それで?」 と「あいづち」
と「うなずき」をしながら真剣に話を聴きます。
【子どもが話す量:親が話す量=8:2】というところです。
よほどのことでなければ、子どもの話を肯定的に聴くといいのです。
子どもは、自分の話を肯定的に聴いてもらうと・・・・
自分の存在に自信をもちます。それは、確実にやる気のおおもとになります。
そして、小6までに親が子どもの話をよく聴いていると・・・・
中学校に入ってからも、子どもは親の話を聴くようになります。
逆に親が言いたいことだけ言っていると、
中学生になったら、子どもも自分の言いたいことだけ言うようになります。
大事な受験の話や、大きなトラブルについても何も話をしなくなったり、
反発だけするようになります。 「子どもの話を聴く」は、小6までの親の必須課題です。
私が、心理学・コーチング・セラピーを試行錯誤で学んで 10年以上になります。
もともと小学校の教師だったせいか、一人目の子育ては ホントうまくいきました。
大切にしたことは、【子どものペース】を大切にする。
子どものよいところを【認め・言葉で伝える】
それだけで、子どもはどこへ行っても、物怖じしない
たくましいタイプに育っていったのです。
でも、子どもがふたりになった段階から 私の子育ては音をたてて崩れ落ちていきました・・・・
頭でいくら【子育てに大切なこと】がわかっていても、
自分の心と身体が元気でなければ・・・ 「笑顔のママ」にはなれないと痛感しました。
夜泣き・だだこね・・・24時間、365日子育てコンビニでした。
でもね! それがあったから 心理学・コーチング・セラピーなどなど 、どんどん学ぶことができました。
それがとってもおもしろい!! 心理学を勉強し過ぎて、病気になりそうでした。(・・。)ゞ
今現在は、子育てママ専門のカウンセラー&コーチとして仕事まで しています。
このブログでもどんどんおすそ分けをしていきますね。
もしも、あなたのお子さんが あなたに向かって
「うるせ~な~」 「ママのバカ!!」 なんて言ったらどうしますか?
思春期のお子さんによくありますよね・・・
普通の人であれば 「親に向かってなんですか!!」
「いい加減にしなさい!!」 「謝りなさい!!」言いたいところです。
はい!それは普通です。 でもね、 子どもがこんな悪態をついてきたとしても
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子どもが言った言葉がすべて本当とは限りません。
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たしかに、子どもは何か不満をもっていたのでしょう。
きっと、それをうまくコトバを使って表現することが 出来なかったのでしょう。
それほど、子どもの語彙は少ないもの。 とりあえず、知っている言葉を使ったのでしょう。
じゃあ、そんな時どうするか? ニコニコ笑顔で、それも受け止めた方がいいのか???
いえいえ、あなたのココロの内は、
もやもや、くしゃくしゃ、イライラ、ムカムカしていないでしょうか?
としたら そのまま、その気持ちを子どもに伝えましょう。
たとえば、
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「ママのバカは、ないよね~」
「ママは、あなたに『うるせ~』 って
言われると すごくつらいんだよね・・・」
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って、あなたの気持ちをまっすぐ子どもに伝えましょう。
雷ばかりを落としていたら、 毎日モグラたたき状態になります。
そのつど、同じ事を言うはめになります。
そして、 「いい加減にしなさい!」と怒鳴ってばかりいると
子どもは、ママに怒られて嫌だな~ と思いますが、
次からやめようかと本気で思うかは、不明です (汗)・・・
まずは、ママの気持ちをまっすぐに伝えてみましょうね。
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