わたしは、お母さんから子育ての相談を受ける時
最初の五分ほどで
「このお子さんは、どんなタイプの子どもだろうか」
という見立てを立てます。
そして、そのタイプに合わせたアプローチ方法をお伝えします。
すると、たった一回、お母さんにアドバイスをするだけで、
子どもがみるみる変わることがよくあります!
見立ての目安は二つです。
①エネルギーがあふれる子ども(暴走型)なのか?
おとなしいタイプの子ども(無気力型)なのか?
②口達者なタイプなのか?
口べたなタイプなのか?
なんで、この分け方をするかというとね
子どもは、もともと持っているエネルギーの量によって
反抗の表し方に違いがあるからです。
一見すると、親を困らせているように見える
「うるせえ」「ババア」などの攻撃的な言動で
反抗をするのは、その子どもにエネルギーが
たくさんあるためにそのような犯行をすると考えられます。
一方、おとなしいタイプの子どもは
だらだらとやる気がないような無気力な態度として表します。
「口達者タイプ」か「口べたタイプ」かという分類は、
子どもがもっている「話しをする力」を目安にして分けています。
他にも分け方はあるのですが、「話をする力」は
見た目にわかりやすいので、お母さんにもやりやすい分け方ですよ。
タイプ1《暴走+口達者タイプ》
・エネルギーがあふれて元気いっぱい
・自分の感情(喜怒哀楽)を表に出す
・上から目線で言われると激しく反発する
(自分が攻撃されたと感じたるため)
・いい訳、文句、へりくつが多い
・物を壊す、家を飛び出す、万引き、喫煙など反社会的な行動をしやすい
《暴走+口達者タイプ》の子どもは、
一見すると対応するのが大変そう・・・
と感じますが、対応の仕方がわかると、
実は扱いやすいという特徴がありますよ!
アプローチ①高圧的な言い方をせず、私メッセージで伝える
OK対応「お母さんは、そろそろゲームをやめたほうがいいと思うよ」
NG対応「あんたゲームばかりやっているんじゃない!ゲームを捨てるからね!」
アプローチ②愛情を言葉で伝える
OK対応「さすがだね」「助かるわ」「たいしたものね」
NG対応「ちょっと図に乗ってない?」「それくらいできて当たり前でしょ」
アプローチ③子どもの話をよく聞く
OK対応「ほ~」「なるほどね」とあいづちを入れながら傾聴する。
NG対応 子どもの話にあいづちを打たずに無視をする。
タイプ2《暴走+口ベタタイプ》
・エネルギーがあふれて元気いっぱい
・自分の言いたいことをうまく言えないため、先に手や足が出やすい
・誤解を受けやすい
・物を壊す、家を飛び出す、万引き、喫煙など反社会的な行動をしやすい。
《暴走+口ベタタイプ》の子どもは、
自分の気持ちをうまく言葉に表現できないので
「別に」「関係ない」などのそっけない表現をします。
でも、有効なアプローチ方法はありますよ。
アプローチ①子どもの気持ちをていねいに聞く
OK対応「そうか・・・」と、あいづちを打つ
NG対応「いつもあなたは、『別に』ばかりね」とダメ出しをする
アプローチ②わかりやすい言葉で、するべきことを具体的に伝える
OK対応「夕飯までにドリルの宿題だけでもやっておくと、あとが楽よ」
NG対応 子どもに任せておきながら、宿題ができていないと怒る
アプローチ③聞きやすい言葉で、子どもに近づいて伝える
OK対応(子どもに近づいて)「そろそろ六時三十分だよ。時間大丈夫?」
NG対応(遠くのほうから)「起きなさ~い!何時だと思っているの?」
アプローチ④愛情を行動で伝える
OK対応 おいしい食事を作っていっしょに食べる。
いっしょに遊ぶ。マッサージをする
NG対応 「もう大きいから」といって、かかわりをもとうとしない
タイプ3《無気力+口達者タイプ》
・親が何を言っても、適当にへりくつ、いい訳、文句を並べる
・マイペース
・口先ばかりで行動が伴わない
《無気力+口達者タイプ》の子どもは、4つのタイプの中で一番やっかいです。
親の言うことに対して「はい」「わかった」と言わなくても
親の話を聞いています。
ひざを交えてお説教をするのではなく
こちらの気持ちだけを伝えておくといいですよ。
アプローチ①私メッセージで伝える
OK対応「お母さんは〇〇だと思うよ」
NG対応「どうせ、この子はダメな子だ」と思い、何も言わない
アプローチ②できていないことを認める
OK対応「さすがだね」「助かるわ」「たいしたものよ」
NG対応 できていることについては当たり前と思って認めず、
悪いところを隙なく指摘する
アプローチ③味方になって話をよく聞く
OK対応「なるほどね」「うんうん」「へ~」と、あいづつを打ちながら
全面的に子どもの味方になって聞く
NG対応 「お前は、どうしようもないやつだ!」と否定して怒る
タイプ4《無気力+口ベタタイプ》
・激しい反抗的態度をとりにくい
・だらしがない、やる気がないように見える
・だらだらと自分のペースで何も考えずに行動する
・不平不満が多い
・「わかっているはず」と思っても、何もわかっていない
《無気力+口ベタタイプ》の子どもは、
できていないことを叱ると、叱れば叱るほど自信を失い
より無気力に、より口数が少なくなります。
そのため、絶えず寄り添って、
愛情が伝わるアプローチをする必要があります。
アプローチ①具体的にわかりやすい言葉を使って用件を伝える
OK対応「明日はゴミの日だから、捨てるものはこの袋に入れておいてね」
NG対応「ちゃんとしなさい!」などあいまいな言い方をする
アプローチ②忘れそうなことは、メモを渡すなど忘れない工夫をする
OK対応「明日の面談は三時からだよ。紙に書いたから渡すね」
NG対応「遅刻しないでよ」「しっかりしてよ」など、抽象的に指示をする。
ぜひ、試してみてくださいね。子どもがみるみる変わってきますよ。
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