私たちは、毎日生きていると次々と難問がやってきます。
ママだったら、子どものこと、親のこと、夫のこと、
兄弟のこと、親戚のこと、職場の人のこと・・・
といろんな人のお困りごとに関係が出てきます。
「もう、どーーしたらいいの?」
って時には、私はこんなことを考えます。
物事には、「できること」 と「できないこと」があります。
一方、「もうすでにやっていること」と「まだやっていないこと」があります。
困った時に取り組むことは、
「できること」で「まだ、やっていないこと」は何かを考えます。
あれもこれも大変と思わず、この部分を取り組むと物事は前進します。
たとえば、子どもが不登校の場合に、
「できないこと」は、子どものかわりに学校に行くこと。
でも、家庭で子どもの話をよーーく聞いたり、
スキンシップをしたりは「できること」です。
もしも、
「子どもの話を聞いたり、スキンシップが足りていないかな」
と思った時には、その部分を取り組みます。
あえて、子どもを変えようとはしません。
ココは、冷たいようですが「できないこと」です。
でもね、ママが「できること」を取り組んでいくことで、
結果として子どもの自己肯定感が高まり、
意欲的な姿が見られるようになります。
そうなれば、学校復帰も見えてくることでしょう。
フォーカスする所は、「できること」で
「まだやっていないこと」を探して取り組んでみることです。
それが現実を大きく動かすきっかけになりますし、
あなたが受けるストレスがぐぐっと減ってきます。
人間は、「できないこと」を取りくもうと
すればするほど、ストレス度が大きくなります。
動かない大きな岩を全力で押しているようなものです。
腕も足も疲れてしまい疲労困憊した割には、
何も変化が見られません。
でも、その岩を細かく砕くことができるのであれば、
結果として岩を移動させることもできるでしょう。
ハンマーをもってきたり、他人に助けを求めたり、
できることにフォーカスします。
ラクになりますよ。
「甘えさせる」は、「プラスのかかわり」です。
話をよく聞いて、たくさん触れて、
認めて・・・がプラスのかかわりです。
これは、子どもが欲しがるだけ与えていいのですよ。
これが欠乏すると、心が順調に育ちません。
でも、昔の親はもっと厳しかった・・・
昔は○○でよく叩かれた・・・
納屋に入れられた・・・
って聞いたことがありませんか?
むかしのお母さんは、現代よりも忙しかったはずです。
家電製品もない、スーパーマーケットも
コンビニもない。交通は不便。
さらに農家であれば、一日中朝から晩まで
田畑の仕事がありました。
朝も夜も仕事があります。
子どもの数も、いまよりずっと多いので
さぞかし忙しい子育てだったことでしょう。
お母さんは時間がなかったり
疲れたりしていると、それだけで
子どもを怒って動かそうとしますから、
むかしのお母さんは、もっと厳しく
子育てをしたことでしょう。
しかし、子どもの人数が多い時代では
いまほどお母さんの目が一人ひとりの
子どもに向かうことはなかったのでは
ないでしょうか?
私の考えなのですが、昔は兄弟が多かったです。
あなたの親御さんの兄弟は何人ですか?
私のまわりでは、4人が多く、父方は7人です。
それだけ子どもが多ければ、親が厳しく子育てしても、
ひとり当たりの「怒られ率」が少ないはず。
他の兄弟が先に怒られて、見逃されることもあったはず。
それを祖父母世代は、あまり気づいておりません。
10人くらい子どもがいた時代だったら
子どもが何かやんちゃをしていても
見逃されることもあったでしょう。
お母さんに叱られても、ほかのきょうだいが
声をかけてくれて、気分転換も
考えられたかもしれません。
よほどひどく人格を否定するような
子育てをしていなければ「ココロ貯金」
のもれも少なかったと思います。
子どもが1人か2人だけしかいない
いまのお母さんのほうが
むかしよりもずっと子どもの欠点や短所が
目につくのではないでしょうか。
そのパワフル子育てをひとりかふたりの子どもにやってしまうと・・・
かなりの確率で、子どもが怒られすぎになってしまいます。
そのため、言葉と行動でお母さんの愛情を
伝えていかないと、「ココロ貯金」が目減りしていくばかりです。
たしかに厳しいだけの教育もあります。
でも、その裏には愛情を感じる場面がきっとあります。
厳しいだけで、豊かな心がある子どもに
なっているのを私は未だかつて見たことがありませんよ。
「しつけ」が「おしつけ」になるとマズイです
私たち親は、子どもをしつけようとします。
でもね、、、私はしつけが行き届いた子どもよりも
自己肯定感が高い子どものほうがよいと思うのです。
しつけができていても、自分に自信がない子ではね、、、、
それは、ちょっと残念です。
まあ、両方できれば一番いいですが・・・。
じつは、私はふたりの子どもに
しつけらしいしつけをしていません。
確かに苦手なことはありますが、
自信がある子に育てていれば、
大きな問題はありませんでした。
親ばかですが、上手に世の中を渡っていると思います。
しつけは、ともすると「おしつけ」になるんですね。
ガミガミ言ってしつけるよりは、
子どもの話を聞いて、
自己肯定感を高めたほうが子供は結果的に伸びます。
思春期であっても、幼い子どものように
自分をほめて認めてほしい気持ちに
なんら変わりはありません。
抱っこやおんぶはできませんが
まだまだできることはたくさんあります。
思春期は、少々生意気な時期ですが
心を話さずにプラスのふれあいを
たくさんしていきましょう。
いまからでも遅すぎることはありません。
むしろ、気が付いた今からでも
「ココロ貯金」を貯める子育てに
取り組んでほしいと思います。
子育ては、やるべきことがまちがっていなければ、
必ずよい方向に向かいますよ。
ママを悩ませる子ども、
ひとことで言うと、ココロ貯金箱が大きめのお子さんが多いです。
よくあるのは、こんな感じです。
・かんしゃくもち
・自分が気に入らないことがあると泣きわめく
・嫌なことは、はっきりと嫌と言う
・不平不満を親に表現できる
・パワフルでエネルギーがいっぱい
・親に怒られると、親に反発する
ある意味わかりやすいお子さんですが、
その分ママは子どもの不満に振り回されるようになります。
特に下の子がいる場合は、
十分に関わることができないために、
すぐにココロ貯金箱が赤字になってしまいます。
ママは、毎日ヘトヘトになるまで子育てをしているけれど、
その割には子どもが落ち着かないと感じます。
ママはこんな風に思います。
●やっても、やっても子どもが変わらない
●自分のやっていることが悪いと思う
●なんで、こんなに大変なのと思う
●自分の心が折れそう
そして、そこまでやっているのに・・・
●夫に、お前が悪いと言われる
と残念なことに陥ります。
そんなママさんは、ぜひお問い合わせくださいね。
子育てにもコツがありますよ。
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