私の子どもは26歳女子、大学院生1年の男子です。この子達も当然中学生・高校生時代を通過しています。
また、私は中学校のカウンセラー経験も長いのでこの時期の子ども対応はわかります。
よく、2歳の反抗期をイヤイヤ期といいますよね。
私は中学生・高校生の反抗をイヤイヤ期ではなくイチャモン期と言っています。
「あ~言えば、こう言う星人」です。
たとえば、
「●●やったの?」と構うと「ウルセー」と言い、じゃあ、何も言わないと「無視した」と言います。
朝、お母さんが子どもを起こすとちっとも起きないくせに・・・・
遅く起きた時には「お母さんのせいで遅くなった」とか「なんで起こしてくれなかったの?!」と文句を言います。
もう、カタギの世界は終わりました。汗
そんな「理解不能」になるのが中学生・高校生なんですよね。
正直いって、訳わかりません。
大人からしたら突っ込みどころ満載です。
言っていることのつじつまも合いません。
この頃の子どもは反抗も下手くそなんです。
2歳のイヤイヤ期と違ってイチャモン期が面倒なのは・・・
「勉強」「受験」が迫ってくることです。
もちろん、反抗期はあってもいいのです。
ですが、あまりにも反抗が過ぎた時には、
子どものエネルギーを反抗に使い果たしてしまい、勉強や受験にエネルギーを使えません。
そのため、荒れに荒れたお子さんは、「勉強しないとこの先困るよ」と言うよりは、
反抗状態を落ち着かせることが先決です。
その落ち着かせ方をカウンセラー講座でお伝えしているのですが・・・
今日のような気温が一気に上がる金曜日であれば、
「今日は暑かったね」
「カバン重そうだね」
と目に見えたことを言葉にして伝える方法があります。
ただ、このお薬は若干弱めです。
わたしのブログ、検索キーワードで、長年多い単語がコレ!
「反抗期」「中学生」
はい、そうなのです。
小さい子どもへの対応は、いくらでも子育て本が出ていますが、
中学生の反抗期対策の本は、かなり少ないです。
では、今日は
わが子が、「うるせ~、クソババア!!」と言った時の対応です。
幼児のママは、引きますよね・・・・
こんな話題。。。
コワイ物見たさで、ついてきてくださいよ。
さあさあ、奥へどうぞ。
◎「クソババアは、ないよね~~~」
とテキト~に言い返しておきます。
全部を受け止めなくてもいいです!
▲「親に向かって、そんなことを言うものではありません。
いったい、何だと思っているのですか・・・・・(長々)」
確かに、正論です。
でもね、親に反抗することで、子どもは、大人になっていくのですわ。
親を乗り越えるというか・・・
踏み倒すというか・・・
悲しいことですが、反抗した後で、ひとまわり大きい大人になります。
そして、やがては
そこらに、放っておいても
大丈夫なたくましい大人になります。
親ほど、割りがあわない仕事はありません。
自分も来た道でしょうか。
子どもは、得意分野で、親を責めます
私は、子育て電話相談をしている時、そのお子さんの特徴を読み取ります。
ママの「子どもは、こんな時に、こんな言い方をします・・・」という所から、
言語のチカラは、何歳か読み取ります。
おおむね、言語能力が高い子供は、不満があると口でネチネチ責めてきます。
一方、行動派のお子さんは、不満があるとモノを投げたり、
下の子を叩いたり蹴ったりしやすいです。
子供は、不満を伝えたり、ケンカをする時は、自分の得意分野で
責めてきます。
わが子は、自分の物ではありません
子どもって、「授かりもの」っていいますよね。
ということは、お預かりしているわけです。
預かったら、その子どもが「自立できるよう」に、
また「社会で役立つように」育てさせてもらえます。
そして、子どもを育てている間に、親は自分の器を大きくさせてもらえます。
間違った枠組み、思考回路を修正するチャンスをもらえます。
そうして、育てた子どもを、「社会」にお返しします。
それが「自立」です。
本日は、中学2年生の取り扱いを、お伝えします!
中学校の3年間で、もっともだらだらするのが、中学2年生です。
「あ~言えば、こ~言う星人」
「うるさいな~と反抗期星人」
になります。
その割りには、社会的には、まだまだ半人前の所も多くでも、
文句だけは一人前の状態です。
その時期を少しでも、早く脱出するためには・・・
1. 上から目線禁止
多くの場合、親の言うことは正しい。
でも、その「正しさ」をふりかざすと家庭が荒れます。
そんな時は、「ママ」を主語にして
「ママは、早めに寝た方がいいと思うよ」とか
「ママは、エアコン控えてほしいな」
と「ママ」を主語にして話します。
「そんな程度の言い方では、子どもはなにも言うことを聞きません!」
というあなた!
大きなカミナリをエネルギーをつかって落とすよりも
やんわり「ママ」を主語にして話した方が
あなたが本当に言いたいことが子どもにまっすぐ伝わります。
それがどうしても難しい時には
きっちり「ココロ貯金」を貯めてください。
2.大人として扱う
「1」と似ています。
自分の子どもではなくひとりの大人、一人の人間として話をします。
つまり、こちらが言いたいことは「お願い口調」で伝えましょう。
「頼むから、早くお風呂に入ってほしいな」
「お願い、先に●●やっておいてほしいな」
って感じです。
強いていうならば親戚(大人)が家にいる感じです。
それでいいくらいです。
頭ごなしを一番嫌がります。
思春期の親はツライです~
小学校高学年から子どもはプレ思春期にさしかかります。
今まではかわいい子どもだったのに、「なんだか最近生意気になった・・・」という時期です。
この頃は本当に面倒臭いお年頃になります。
でもね、それまでの時期にしっかりとココロ貯金を貯めていれば、
さほど大変な状態にならずに済みますよ。
大事なことは、子どもが高校を卒業したあとなんです
子どもが小さい頃は、比較的親の思いをしつけに反映させていけます。
たとえば、「お菓子は手作りで!」とか、「ゲームは買わない」とかです。
私は、是非その頃までに、たくさん子どもにココロ貯金を貯めて
欲しいと思います。
ココロ貯金を貯めておくと、親が必要以上にアレコレと決まりを
作らなくても、子どもは結構親の言うことを聞くようになります。
目に余る暴走も少ないでしょう。
子どもが大きくなってくると、いくら親が手作りで食事やおやつを作っても、外では好きなものを食べたり、
ひとり暮らしを始めるとインスタント食品を食べるようにもなりえます。
ゲームもひとり暮らしなんかし始めたら、もう親の管理は出来なくなります。
ということは、それまでにある程度子どもの自制心を育てておく必要があるわけです。
子どもは、いつかは、親の目の届かなくなるところに行きますからね。
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