自分としては【子どもを怒らずに育てたい!】と思っていたとしても、
夫が
祖父母が
「そんなことでいいと思っているの!!!」
「だからアンタはダメなのよ」
「今のうちにしっかりとしなさい!」
って子どもに言うことは、よ~~~くあります。
ママが、子どもの様子をみているあいだに
すかさず!速攻で!
ダメだしする家族がいる時、どうしますか?
その人には、その人なりの考え方があります。
今までの人生、ずっとそれでやってきているわけですから
それを全面否定してもバトルになります。
そして、残念ながら、自分以外の人(夫・祖父母)の思考回路までこちらが
コントロールはできません。
そこを頭の片隅において・・・
・子どもが何も悪いことをしていない時
・子どもがそばで聞いていない時に
「ウチの息子だけどね、パパ(おばあちゃん)が言うことは確かなことだとは思うのよ」
「間違いはないと思うのだけれどね、【→相手をフォロー】
大きな声で言われたり、否定語をつかって
「ダメ」「バカ」と言われると【→具体的に伝える】
言われたことに腹が立つみたいなのよ」
「最近私は、子どもの様子をよく見てから、【→私メッセージ】
大きな声を出さずに、【→具体的】
子どもがわかるような言葉で話をしているんだよね~」
「そうしたら、ちょっと子どもの反応がいいのよ!」【→成果】
「素直になる感じがするわ~」
って事前に伝えておきます。
【注意①】
「あなたもこうしなさい」という「上から目線」は禁止です!
【注意②】
「だから、お前は甘いんだ」と否定されたら、それに食いつかずに
「そうかしらね~」
「そうかもしれないけれどね~」
とかわしていきます。
もちろん、いくら事前に言っても大人も瞬時の判断は変わりません。
でも、夫が祖父母が爆発した時に、いくらママが言っても聞き入れてもらうことは
できません。
(子どももカッとなった時には聞いていません!)
まずは、じわじわと「私は」を主語にして伝えていきましょう。
子どもにとったらみんな大切な家族です。
今後も関係はつながるので、あきらめてはいけません。
あきらめても、何も改善されません。
ちなみに、これは「エンロール」といって自分がうまくいっている様子を他の人に
見せて巻き込んでいく方法です。
私たちは、成功している人の方法にはみんな興味・関心があります。ちょっと
気になるわけです。
すぐに怒り出すタイプの人は頭から、指示・命令されるとすごく嫌なので成功している
人の方法として巻き込んでいくのです。
すぐにカッとなる人は、ある意味、そんなタイプの人です。(コーチングでいう、
コントローラーさん)
だから、その人を変えようと思わずに自分ができることをただただやっていきましょう!
家族って、おもしろいもので巻き込まれていきますよ。じわじわと。
今日のテーマは、「夫の仕事」VS「妻の自己実現」です。
今や小学生ママの,ほとんどが働く世の中になりました。
しかし、独身時代のような働き方はできませんよね。
子育てと両立するという大命題があります。
私は、今の仕事をする前にこんなことを思いました。
・年齢を重ねても不利にならない仕事をしたい
(絶対に年はとるので)
・子育てをしていることが不利にならない仕事をしたい
(お母さんはアテにならないと言われたくない)
じつは、その結果、私が行きついた仕事が、現在の「子育て心理学講座」と
「子育て電話相談」です。
・子どもが学校から帰った時に「おかえり」が言えます。
・夫が転勤になっても、仕事を継続できます。
・電話相談も自宅でできます。
・出版も自宅で原稿を書けるので、育児・家事と両立できます。
・自分が学んだことを活かすことができます。
・「女性はアテにならない」とは言われない。
・大きい顔をして仕事ができる。
・自由に使えるお金ができる。
いいことばっかりです。
そして、お蔭様で、現在しっかりとしたオシゴトとして成立しています。
法人格だしね。
(消費税・法人税という年貢も納税します)
とはいえ、私もわが子が幼い頃には悩みました。
【1】私が研修会に行くとき、子どもはどうするか?
【2】子どもを預けてまで、自分の勉強をする必要があるのか?
【3】そもそも研修会に費用が必要だけど、どう捻出するか?
こんなハードルを超えることがツラいので、ママは自分の勉強を怠るとも言えます。
また
「子育てを優先したい」
「家庭を大事にしたい」
というお母さんを責める人も誰もいません。
さらに
子育てママは「自分ばかりがやりたいことをやってはいけない」という呪縛が
ありますので、【1】~【3】を脱出できない人も多いです。
で子育てママにとって、一番困るのが子どもの預け先です。
心安い実家が近くにない場合は、身近な夫に頼むことになります。
そうすると、夫に「悪いなあ~」という気持ちが湧いてきます。
もしくは、夫に「俺も忙しい」と言われると、言い返す言葉がみつかりませんよね。
「夫の仕事を優先するか!?」
はたまた
「妻の自己実現を優先するか!?」
いえいえ、
それよりももっと大事なことがあるんですよ。
夫が後悔しない人生を生きるために、嫁さんがやることありますよ。
私が教育委員会を辞めて10年以上がたちます。
それまでは、お給料制の仕事です。行けばお給料をもらえました。
教育委員会というのは、「先生」の「先生」です。
先生を指導する先生ね。
学校訪問の時には、先生の授業を拝見して、そのあとに「校長先生からご指導
よろしくお願いします」なんて言われる人です。
教育委員会といえば、忙殺の場所です。
毎日毎日遅くまで仕事をして、土日も出かけて仕事をしないと終わらない状態でした。
でもね、その頃の私は、給料をもらって最高の勉強ができると思って働いていました。
今の仕事にも100%役立っています。
さて、そこからはピンでオシゴトをスタートしました。
その頃はまだ、週2日ほどは中学校で相談員もやっていました。
自営をスタートした頃は、今ほど収入がありませんでした。
だから、なんでも「無料版」で仕事をしていました。
申し込みフォームも無料版です。
HPも3万円くらいのQHMというのを購入して、全部自分で作っていました。
その頃は、アメブロもなかった(笑)
ヤフーブログだけは、やっていましたが。
とにかく朝から晩までPCの前に座っていましたね。
ただ、、、個人事業主というのは、給料制ではないので、ある程度利益が上がらないと
仕事を継続することができません。
最初はとにかくお金をできるだけ使わずに仕事をしていたわけですが、
この低空飛行期間が長期化すると、企業体力ない個人事業主は命取りになります。
1年ほどお金をかけずに働いていましたが、そこから子育て相談や中学校の相談員で
もらったお金をコンサルやセミナー代に費やすことにしました。
低空飛行時代を短縮したかったからです。
その頃から私が心がけていたことは・・・
【1】大量行動
利益が出ている個人事業主は、間違いなく忙しいです。
夜も布団で寝ていない、睡眠時間は3時間なんて方もよく聞きます。
(もちろん悠々自適な仕事ができる人はそれはそれでいいですが)
子供優先、家庭優先というと聞こえがいいですが、それでやっていることは
仕事ではなく「趣味」です。
「できるだけがんばる」ということは、できないときは頑張らないと同じ意味だと思う。
※子どもや家庭を優先するのが悪いわけではないですよ。その働きも素敵だと思います。
【2】専門家にお金を使う
確かに自分ひとりで頑張ることはできますよね。
でもね、自分が知っていること、できることには限界があります。
しかも、時間がかかります。
そこで、私はいつも誰かしらコンサルテーションを受けてきました。
わからないことは、わかる人に教えてもらうほうが確実です。
私も初期の頃は、じり貧なので月数万円の事業主でした。
でも、その利益をコンサルや講座に投資しました。
低空飛行が長期化すると、個人事業主は経済的体力がないので命取りです。
たとえば、私の子育てテキスト。
これを一番始めに作った時には、怖いコンサルさんについて作り方を教えてもらいました。
その頃の私にとって、そのコンサル料は高かったな。1か月3万円はしたと思う。
早く学んで、早く卒業したいと思ったものです。
子育て系の仕事は利益が出にくいと言われますが、おかげさまで無事ここまできましたね。
今日は、わたしのオシゴト事情を書いてみました。