コトバの使い方
子どもがお手伝いが出来た時に、ほめる
頑張って宿題をやったから、ほめる
これは、正解です!
でもね、
「何かが出来たとき」だけ、それをほめていくと
出来なくなった時に、ほめることができません。
逆に言うと
できない状態が続くと、
子どもはいつまでたっても認められないのです。
極端な例で言うと
「お手伝いをしてくれたから、エライ!」
「宿題ができたから、エライ!」
とだけ言っていくと
子どもは、親に認められるためだけに
お手伝いも宿題もするようになります。
でもね、
それができていない時には、
親に認めてもらえないとしたら・・・
子どもは、やってもいないのに「やった!」と言ってみたり
まじめな子ほど、ただひたすら、
けなげに親がよかれと思うことをやっていきます。
それを心理学(交流分析)では、「条件つきのふれあい」
といいます。
この「条件つきのふれあい」をする前に
ぜひやっておく必要があることが
「無条件のふれあい」です。
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「ママは、あなたが大好きよ!」
「ママは、あなたの見方よ」
「あなたがそこにいるだけでうれしいわ」
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です。
これは、子どもの評価に関係なく
子どもを認めるコトバです。
ココをしっかりしておかないと
子どもは親の顔色ばかりをみたり
ウソをつくことが出てきます。
このコトバは、
あなたの「存在そのものに」価値があるということです。
凶悪な犯罪を犯した人の中には
子どもの時から母親に
「条件つき」でしか、自分が認められなかった・・・
という話をよく聞きます。
そのままのあなたで100点満点