活動地域 茨城県
所在地 茨城県
ブログ:
〇自己紹介〇
ADHD傾向があると思っていた小学6年生男子と、口達者で分解・工作大好き小学4年生男子を子育て中のママです。
長男が2歳の時からの魔の反抗期が長く、4歳で年少さんから保育園に入園予定をしていたのですが、イライラしたり、気持ちが高ぶり自身のコントロールが利かなかったりすると、すぐに目が据わり「ママ死ね!」「ママどっかいけ!」や、真夜中に急に起こされて「ママ、出ていけ!」など、暴言が続くので入園式二日前に入園取りやめの連絡を入れ、そこから一年間は自宅で過ごし、翌年別の幼稚園に入園させることができました。
幼い子供に目が据わった顔で睨まれるのは、現在振り返ってみても心がざわつき思い出したくない過去なせいか、当時のことをよく思い出せないこともあります。
二歳差で産まれた次男に意地悪することはしょっちゅうでした。
小学生に上がるまでにも、私自身が長男との距離をすこしでも取りたく、英会話教室に通わせ、時期をずらせてスイミングスクールにも通わせました。体を動かすことで少しでも本人の体力を減らし、荒れる体力を奪おうとする気持ちがありました。
何分、じっとしていられない長男でしたので、次男は私にくっついてそばからあまり離れず、聞き分けの良い魔の反抗期が少ない(長男比)子でした。
小学生に長男が上がってからは、人の話が聴けるようになって欲しいと、エレクトーンを習わせ、なんだかんだと4年生まで続けることができたことで、音楽の成績が上がったことは、本人の自己肯定感につながり、以前より自信が持てる子になっていました。
プレ思春期が始まった4年生の長男に対して、私自身が「上の子が可愛く思えない。下の子の方が可愛い」気持ちが強く、次男に癒しを求めていたのを覚えています。
わがままな長男よりも、聞き分けのいい次男の方が好き。
それが、変わってきたのは、突然始まった「コロナ休校」からでしょうか。
いつ明けるとも分らない休校に対し、休校中に進級したはいいが、我が家の方針で落ち着きをみせるまでは、「登校日でも登校させない」と決めたがためか、6月からの分散登校が始まるまでは、一切登校させずにいました。 登校していなくても、私が学校へ行き課題や書類を預かってきていましたので、子供たちには「いつまでの宿題だからね、この日に持っていくよ」と声を掛けてはいましたが、乱れた生活リズムと家から出られないストレス。
子供たちも私もお互いにイライラ・ピリピリした毎日を過ごし、「早くしなさい!」「宿題しなきゃ、これ捨てるよ!」私の怒りが尋常じゃないと察したのか、パパが子供たちに「ママを怒らせないように」と言うほど私はきつかったのでしょう。
分散登校が始まる直前から、次男から「学校行きたくない」「いやだ」「家にいたい」など、課題が終わっていなかったせいもあると思い、担任の先生に直接相談も行きました。
もちろん、こうと決めたら頑固になる次男は無理やり車に乗せようとすれば、思い切り暴れて叩く・蹴るが平気なタイプでこちらが痛い目に遭います。
さすがに一週間もあれば、分散登校中に友達といるのが楽しくて学校行けるだろうと思っていたのですが、そう簡単にはいきませんでした。
何分、家で好きなことをしていた方が楽しいことは、この休校期間中に知ってしまったし、とにかくガミガミ私が怒ろうが気が付くと傍によって来る次男に辟易してしまい。
習い事もコロナ休校だったものも、次々と再開されても全部を拒否する次男と私の言い合いに、疲れて帰ってきたパパにはストレスで家族みんながギスギス状態でした。
そんな時、「登校拒否」「相談」でググって出てきた『ココロ貯金』のワードに、私の心が動き、ちひろ先生にご相談したことで変化が生まれました。
そこから学びを深めて、実践にうつせたことで、ガミガミの度合いが減って、バトルは起きるけれど、お互いに歩みよる時間と仲直りができるようになりました。
バトルはなくなりません。お互いに譲れない部分はありますから。
ただ、私が言い過ぎたと気が付いたら「さっきはごめんね」と謝って、お互いに「ごめんなさい」と「いいよ(許すの意味)」を言い合ってぎゅっとする。
ただそれだけで、以前よりなし崩しに終わっていたバトルの後よりずっと気分はいいのです。
『ココロ貯金』を次男に対し特に実践していたのですが、実は先に効果が表れたのは長男の方でした。
■ある朝、学校に行きたくないと脱衣所に引きこもった長男。以前であれば、かたくなに理由を言わないであろうタイプの子でしたので、「移動教室の際に、クラスメイトにちょっかいをかけられている」と理由と名前を私に明かしたのです。
私はすぐさま長男を連れて学校へ、担任の先生はすでに教室でしたので、教務主任の先生へ事情を説明に、その後すぐに対応頂き、私が帰宅後30分ほどで「ちょっかいをかけていたクラスメイトへの事情を聞き、注意を促したことと、私の方でも気を付けてみるようにします」との連絡を担任の先生から頂きました。
それからは、長男の登校渋りはあっさりなくなりました。
多少のちょっかいを、大人はささいなことと思うこともあります。
でも、子供が訴えてくれたことを無視せず、私は子供の方から「親に胸の内を明かしてくれた」と喜びました。元来言わない子が言ってくれたものを、代わりに訴えることがあってもいいと思えたのは、『ココロ貯金』を学んでいたからだと思います。
現在、次男の登校渋りは回復傾向にあります。
●なんで学校に行きたくないのかバトル中に、「今まで俺は我慢してたんだよ!」と気持ちを吐露することができ、私が振り返っても聞き分けが良すぎたのは、この子が我慢していたせいだったと一部が解明できました。
●週のうち5日間登校できれば花丸!(遅刻・早退あり)ですが、頑張りすぎると蕁麻疹が出てしまいます。
●毎週金曜日に、担任の先生に翌週の予定を聞いて、必ず出席してほしい曜日と授業内容を確認し、その日はきちんと登校できるように!
●ただいまの声が明るく元気にできる!など、
6月の登校渋りに悩んでいた時よりも、私自身の心にゆとりがもてるようになりました。
私自身が大らかな気持ちであることで、家族のギスギスとした雰囲気が減ってきました。
ママはお家の中の天気を司る女神様のような存在に思えます。
ギスギスしていれば、家族みんながざわついた気持ちになるし、にこにこしているとみんながほっとしている。元気がなければ心配で、穏やかな表情だと安心できる。
ママってすごいんです!!
そんなすごいママだからこそ、人一倍頑張りすぎて疲弊してしまいやすい。
『ココロ貯金』には、ママの凝った心をほぐしてくれる魔法の言葉もあります。
貯金をして変わるのは子供だけじゃありません。まずママ自身が変わっていきます。
すぐに効果が出ることもあれば、じわじわとくる時もあります。
そんなときは、『ココロ貯金』の返事待ちだと思って焦らないことも肝心です。
分かっていてもできないこと・やらかしたと後悔しても、頭の中に『ココロ貯金』が浮かぶか浮かばないかでは、その後の変化に差が出てきます。
自分の子供にフィットした『ココロ貯金』の貯め方、一緒に考えて実践してみませんか?
言葉の言い回し一つで、みるみる貯金が貯まりますよ。
ママ自身のご自愛もココロ貯金が貯まる秘訣です!
大越えみ