●お母さんの言葉は「Enterキー」です。
こんにちは、東ちひろです。
子どものことを「今よりも少しでもよくなって欲しい!」とお母さんは願っていますよね。
これは、親心です。
そのため、つい「●●しなさい」と指示命令の言葉になる事もあります。
例えば、自分の言いたい事を、ハッキリと言わない子がいると過程します。
そんな時は・・・
母「ハッキリ言わないと自分が損をするよ!」
母「嫌なことは嫌と言いなさい」
この場合、お母さんが、お子さんの欠点をずばっと言っていますね。
「あなたはハッキリとものを言わない子だ」って。
すると・・・
子どもは「自分はハッキリものを言わない子」だと確信します。
自分のことを一番よく知っているのはお母さんと認識しています。
そのお母さんが言うことは、子ども自身も、説得力があります。
つまり、お母さんの言葉は、「Enterキー」を押すようなもので、子どもの心に自分の欠点を確定させてしまいます。
では、そんなときどうしたらいいのでしょうか?
私だったら、心の中で子どもの欠点がたとえよぎったとしても、わが子にそれを言いません。
あああ、これはよぎっても大丈夫です。
心の中までキレイにしなくてもいいですよ。
それよりもね・・・ママのペースで子どもにココロ貯金を貯めていきます。
このお子さんだったら、子どもの体に触れながら、一緒にたくさん遊ぶといいですね。
その中で、お母さんの前で自分の言いたいことをハッキリ言えるようになること。
そこができると家の外でも、自分が言いたいことが言えるようになりますよ。
子どもは、本当のことを言ってもちっともよくなりません。